オラクルカード研究家のSETSUKOです。
今回はご恵贈いただいた「太陽と月の魔女カード」の最新版のご紹介です。
2011年に発売された後、サバトと月齢のカードにフェニックスとドラゴンが加わった「太陽と月の魔女カード・プチ」を経て、2019年に「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」が発売されました。
この時、更なる進化が言及されていましたが、今回最新版として「太陽と月の魔女カードwithグリフィン&ペガサス」が発売されました。
そして、追加されたグリフィン(中央)とペガサス(左)のカードはこちら。
カードの構成は太陽のカード30枚、月のカード30枚で60枚となっています。
裏面の色は「withフェニックス&ドラゴン」から変更されています。
カードサイズは前回と同じく縦10cm横6.2cm(SETSUKO 実測)で手の中で扱いやすいサイズです。
藤井由美子さんのイラストは新たに加わった2枚も優しく温かみがあります。
このデッキが誕生するきっかけにもなっている、太陽が象徴する男性原理、月が象徴する女性原理から物事を視るという事は客観的なバランスの良い視点を得るのに必要な事だと思います。
また、太陽と月という私達に身近な2つの天体に関連するカード(キリスト教以前のケルトの文化やギリシア神話との関わりと共に、自然や想像上も含む動物、植物、鉱物、関係の深い物など)がバランスよく配置されていますのでとてもわかりやすい構成になっています。
特徴的なのは季節に関連するサバトのカードと月齢のカードでオラクルカードでは苦手とされる時期を占う事ができるということ。
そして、太陽と月のカードのそれぞれの特徴を活かす配置でのオリジナルのスプレッドでより的確に占えるということでしょう。
そして、護符として使うのもありです。
オラクルカードのテーマとして選ばれる事の多い神話、月、鉱物、植物、動物等がカードになっていますのでオラクルカード初心者の方がオラクルカードに馴染む為に最適かもしれません。
またカードに登場するものについて学びを深める事によって上級者の方にはより深い洞察が得られるかもしれません。
ところで想像上の動物とされるフェニックス&ドラゴンそしてグリフィン&ペガサスはそれぞれ翼がついています。
風の時代に相応しいカードが追加されていますね。
これらのカードが特にスプレッド内でどう活躍するのか、そして次なる進化は?と著者のマリィ・プリマベラ先生、小泉茉莉花先生にお尋ねしたくなりました。
大変興味深いデッキとご縁がありました事に感謝です。