ワン:統合失調症って、
原因がよくわからないって聞いたことがあるんだけど、本当なのかな
ネス:うん
そうなんだよ・・・
でも、統合失調症は結構多くの人がかかる病気なんだよ
ワン:そうなんだ
幻覚や妄想が特徴的だって聞いたことがあるけど、
他にも生活のさまざまな面で支障が出るって本当
ネス:そうなんだ
たとえば、幻聴ってのがあって、
他の人には聞こえない声が聞こえるっていうのが多いんだ
ワン:へぇ〜そうなのね・・・
それ以外にもどんな感じで症状として表れるの
ネス:幻聴以外には妄想とかもあるんだ
現実では無いのに現実だと感じてしまうんだよ
例えば、誰かに嫌がらせをされていると思い込んだり、
周りのことが自分に関係してると勘違いすることもあるんだ
ワン:そうなんだ
あとは、陽性症状とか陰性症状っていうのがあるって聞いたことがあるけど、
それって何が違うの
ネス:すごいね
良く知っているねワンちゃん
陽性症状ってのは、幻覚や妄想のような症状のことで、
陰性症状は意欲の低下や感情表現がむずかしくなるんだよ
ワン:なるほど・・・
陰性症状は、趣味や楽しみにしてきたことに興味がなくなったり、
引きこもりがちになるってこと
ネス:そうそう
それで、清潔を保つことが苦手になったり、
人との関わりを避けるようになることもあるんだ
ワン:陰性症状って、意欲や感情の面での問題が主なんだね
それと、脳や身体にも影響が出るの
ネス:そうだね
考えがまとまらなくなると行動も積極的にはできなくなることもあるんだ
ワン:そうなんだね
頭の中がいっぱいいっぱいになって本当に辛い状態なんだね
統合失調症の症状にポジティブな効果をもたらす方法ってあったりするの
ネス:うん
方法はいくつかあるんだけど、
一般的には薬物療法や心理社会的アプローチが使われるんだよ
でも、最近ではアートセラピーも注目されてるんだ
ワン:アートセラピー?初めて聞いた。アートセラピーってどういった感じなの
ネス:アートセラピーでは、絵画や音楽などの表現を通じて感情を表現し、
内面を探求することができて、統合失調症の人たちが自己表現を通じて、
内なる世界や感情を探し、気がつくのに役立つんだ
内なる世界観が作品として表現できれば
たくさんの人に共感を得ることができる可能性もあるんだよね
ワン:それって統合失調症の症状にどう影響するの
ネス:たとえば、幻覚や妄想といった症状に悩む人たちが、
アートを通じて自分の感情を外部に表現することで、
症状の軽減や心理的な安定につながることがあるんだ
また、アートを通じて他者とのコミュニケーションの
幅を広げることもできるんだよね
ワン:なるほど
アートといった表現を取り入れることで、「ツナガリ」もできるし、
活動の幅が広がっていくわけだね
なんか私感動する
ネス:内に秘めた感性は表現することで自信にもつながっていくんだ
だから、自分自身を表現することで「個性」と「ツナガリ」
が広がる可能性を誰もが持ち合わせているんだな
感想‐(記事制作者)イルミ
統合失調症の症状や特性について調べてみて自分には当てはまらない事ばかりですが、
一人の人として味方でいてあげたと感じました。
妄想や幻覚や幻聴を自分が抱えている方だったら側で話聞いて接していて欲しいと
思う人なので自分は沢山お話を聞いてあげて
その場でも明るく楽しく居てもらえたら良いなぁ〜っと思いました。
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