ニッチ マッケイ (著), Nicci Mackay (原著), 加藤 洋子 (翻訳)

馬に多く関わってきたニッチと、馬や動物たちとの対話をつづった本。 著者のニッチは動物の気持がわかり、話しができる「ホース・ウィスパラー」。
15章「オウムの憂鬱」以降がすごくよかったのです。
電化製品だらけの家の中で飼われているオウムからの苦悩。電気の拷問でショック状態に陥り、電気的な甲高い声でまねし続けている。
ニッチは、自然の音と調和させてあげた。
オウムは、よみがえる…(^o^)。
それから、別の機会にニッチ自身が「電気の拷問」にあって家に戻ったとき、出迎えに来た仲良しの動物たちは怯えた顔で遠巻きにみていた。
電気が来た!危険!!
動物たちには、彼女が誰だかわからなかったのだった。
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「素の自分」のうえに、私たちはいろんなものをまとわりつかせている。
まわりにあるのはパソコン、携帯電話、テレビ、ステレオ、その他マイコンチップだらけ。
また、自分のネガティブな思念を出し、他人から発せられるネガティブなエネルギーを吸い込んでしまっていたりする。
アニマルコミュニケーションをするとき、自分の特別の場所(サンクチュアリ)に行く儀式?をするのは、よくないエネルギーを自分から離し、素の自分で動物と向き合うためのものであることを、この本を読んで、別方向からもすんなり理解できました。