先日、息子が併願として受験した私立大学総合型の合格発表がありました。
発表の時間になりましたが、本人は学校で授業なので、連絡があるのを待ちました。
初めての大学受験、試験が終わってからというもの私は想像以上にドキドキでしたが、息子は「第一志望じゃないから」と至って淡々としたものでした。
息子にとっては第一志望じゃなくても、第一志望にする人も少なくない立派な大学です。(大学はどこでも立派ですが)。合格いただくのは簡単じゃないのよ!と、いざとなるともう早くどこか合格という安心が欲しくて仕方がなくなってしまった愚かな親ですが、息子のそういう、妙にマイペースで落ち着いたところが私にはない息子の強みかなと思います。
ただ、親の側の安心というものも大事だと思います。なぜなら親の不安や焦りや緊張は、言葉にすればもちろんのこと、言葉にせずとも確実に子どもには伝わるからです。
午前中に発表だというのに息子はのんきに14時過ぎになってLINEをしてきました。休み時間だったようです。「今日発表?」「そうだよ!もう出てるよ!」…受験番号を確認した息子
「あるね」
「受かった」とか、「合格した」とかじゃなくて、「あるね」 そうか、「ない」だったから、「ある」なんだ。 高校受験で落ちたとき…掲示板を見が息子が 「(自分の受験番号が)ない…!」と押し殺すようにつぶやいた悲しい叫び。 私の、頭に、耳に、こびりついてずっと離れずにいました。
「ない」と言ったあの日から・・長かった・・いや、過ぎてみればあっという間だったかな。泣きながら勉強したこともあったね。良かった。本当に良かった。 志望高校に合格させてやれなかったと思って、ずっと重荷を背負った気持ちでいたけれど、やっと肩の荷を下ろせたように思います。高校受験だって誰かが落ちるものなのだけれど、大学受験と違って落ちる人は圧倒的に少ないので、肩身が狭いというか、可哀想で辛かった。 これで、息子も自信を取り戻せたと思います。
でもまだ本人の目標はあくまで第一志望。悔いのないようにチャレンジすればいいと思います。 本番まで事故なく怪我なく病気なく万全の態勢で臨めるようにサポートしていきます。
(この時は、本当に浮かれていました。これが地獄の始まりになるとは、まだ知る由もなかったのです)


