息子の公立高校不合格から一年経った今思うこと。
今にして思えば、私は高校入試というものを甘く見ていました。倍率1.1倍の高校入試で、息子が不合格者に入るとは思っていなかったのです。息子の普段の実力なら、合格できると思っていました。
でも、実際にはそれでは足りませんでした。他の子達は、入試当日は「普段以上の」実力で臨んで来るからです。当たり前です。塾の力も最大限に借りて、直前期にものすごい勢いで追い上げてくる。中学受験がなく、高校受験にお金をかけるこちらの県ではそんな雰囲気もあります。
当時は「まさかの不合格」かのように思いましたが、結局、受験当日までにつけておくべき力が息子には足りなかった、実力不足だったと今では率直に思います。
その証拠に、入った私立高校でも数学がより苦しくなり、入学後は見たことのないような点数を取ってきてしまいました。息子が志望していた公立高校は、数学については厳しい学校だと聞いていました。高校見学のときにも、「テストで60点以下は追試で数学が苦手だと追試の連続で大変だ」という先輩の話があり、一抹の不安がよぎったことを思い出します。
もし幸運で入学できていても、ただでさえ出来のよい他の子たちの中ですごいスピードで進んでいく数学に、息子はついていくことはできなかったでしょう。やはり、合格してはいけない実力だったのです。落ちてよかったと思います。

