コロナのニュースが連日報道されて、人々の中で無意識の不安が大きくなっていく中で、私は、そのことは誰にも言わないで、いつものスーパーで、当面無くっては困るトイレットペーパーやナプキン、保存の効く缶詰やパスタなどを、一気にではなくて買い物に行く度に買ってストックしていきました。 やがて熊本のスーパーでトイレットペーパーの棚が空になっている写真がニュースに流れた時、これは全国に広がるなと確信して、次に品薄になるものを予想していました。
理由がデマだろうがなんだろうが、困るのは自分が買えなくなくなることで、あの映像を見たら「うちのほうでも棚からなくなることが起こるかも」と思って買いに走るのは当然の行為だと思います。 デマを信じて買いに走っているわけではなく、買えなくなる不安で買いに走っているだけなので、空っぽの様子を映しながら、「デマを信じないでください」と言っても逆効果です。各ご家庭にストックができて「安心」できれば収まることでしょう。 空の棚を放送するから余計に品薄になるのです。
受験勉強でも、不安はモチベーションの一つで、ポジティブもネガティブも、根っこは同じ自衛反応です。「合格できなかったらどうしよう」という不安が無意識的に勉強の理由になっている部分も大きかったりするわけです。
あの学部、あの大学に行ってあの勉強がしたいから!という前向きなモチベーションが理想ですが、それが大きければ大きいほど「合格できなかったら嫌だ、どうしよう」という不安も大きくなるわけで、それから逃げないで戦いながらやっていける強さがないと大学受験という熾烈な競争には勝てないのです。
不安は、大事なモチベーション。不安があって当たり前。だけど、大きくなり過ぎると抱えきれずに潰れます。上手に逃げられる子はいいですが、逃げられないと鬱など深刻な症状にもなりかねません。難しいですが、頑張る子が病まないようなを見守りたいものです。
