娘は一年の前学期の授業と試験が終わって、あと二つばかりのレポートを残すのみとなりました。娘の学部学科は、試験よりもレポートが多くて単位は取りやすいと聞いていましたが、単位が取りやすいかどうかは別として、レポートがほとんどというのは本当でした。授業は熱で1日だけ休んだだけで出席でき、レポートも課題も全て出して、一年よく頑張りました。通信制高校の生活から、毎日大学へ通うという大きな生活の変化でしたが、乗り切りました。

 

勉強で言うと、娘はこの一年、とにかくよく文章を書きました。課題の他にも、先生で分けられる講義やセミナーや実習があるたびに、「志望理由書」を書かされました。大体10〜15人くらいずつで分けられて、当然、人気のある先生に集まるので、第一志望で希望の先生のクラスに入れないと、二回目の審査に回されて、また空きのあるところから選んで志望理由書を書いて出さないといけないのです。あるいは最初に第三希望まで書いて出せなんていうのもあって、もうこの一年で何回書いたかわからないくらい。しかしそこは娘。愚痴りながらも(私が詳しく知っているのは、娘の愚痴を詳しく聞いているからです)なんとか奮闘し、これまで全て第一希望で叶えてきています。

 

前期も後期も二次試験に小論文があったのはそういう訳なんだなと。授業の度に感想や考察書かされるものも多く、たまたま一度だけ見たことがありますが、みんな用紙の最後までにびっしり書いていて、2、3行だけなんていう子はほとんどいなかったです。娘の学部、文章を書くのが苦手という子は避けた方が良いと思います。公務員になる子が多いと聞いていますが、文書作成能力も十分鍛えられそうです。

 

文系からも理系からも進学できて、文系の講義も理系の講義も選択できる、入ってから専門分野を決めることができるという面白い学部なのですが(地域社会の諸問題を色々な物の見方や角度から解決するというコンセプトなのかな)、あまり知られていなくて、最近になって不景気による地元志向か公務員試験に強いということか人気が上がってボーダーも上がってきているようです(娘は間に合って良かった)。親から見て皆さんにお勧めしたい大学学部です。

 

親の私から見たら、完全に親の都合ですが地元国立から公務員って一番の親孝行コースだし、元公務員の私からしたら、公務員ってつまらないと思われがちですが、面白い仕事も一杯ありますよ。娘も、先輩が多く就職していることや公務員を推す学部の影響で、最近は「公務員もいいかも」と言い出しています。そうなってくれたら親としては安心ですが、辞めずに続けられたら何でもいいですよ…人生楽しめたらいいよね。

 

大学や会社を比較してランキングをつけるのは意味があると思いますが(こちらが選ぶ時の参考になるので)、そこに入った人間にそれと同じランキングをつけるような行為は嫌いです。あいつはどこの大学に入ったからどうこう、どこの会社に入ったからどうこうとずっとそればかり、その観点でしか人を見られない、話ができない人とは私は話が合わないです。現在あるいは過去にそこで何をして、何に興味を持って、どんな事に楽しんでいたり苦しんでいたりするのか、そういう話をしたいからです。

 

話が逸れました。娘はこれから長い春休み、やっと念願の自動車学校に入校の予定です。娘の運転でどこかに連れていってもらったらもう思い残すことはないので、就職したら家を出ていってもらいたいと思っています。