全統記述模試の結果が出て、記述模試の判定と、共通テスト模試の判定を合わせた総合判定(ドッキング判定)が出ていました。

 

娘は記述模試の判定CでドッキングでBでした。娘は「Cかぁ‥」と呟きましたが、私はEも覚悟していたのに、しかもあと0.5でBだったので、思ったより良かった、がんばったな(高めにでたのかな)と思いました。受験生の間に、想像している以上に国公立離れが進んでいて、偏差値が出やすくなっているのかも知れません。あともうちょっとで一つ上のところだと、心のどこかでそのもう一つ上と同一視したくなってしまいますが、1だろうが0.5だろうが0.01だろうが足りなければ落ちるのが受験の世界です。どこかで線を引かれて、合格と不合格しかありません。残酷ですけど、肝に銘じなければなりません。

 

じゃあ娘の志望校で記述模試のB判定を取るにはどうしたらいいかと表を見てみると、65.0~67.5です。一瞬誤解しますが、この数字の後の〜は、「以上」という意味なので、記述模試で60.0以上でD判定、ということは59.9でもE判定なんですね。今まで自分も含めて周りが、兄弟も息子もずっと理系だったので、文系の偏差値の感覚がわからないので、なるほど〜という感じです。今回の志望者の中でも一番多いのも55.0〜57.5のランクなので、これから本気でみんな上げてくるのでしょう。この判定は、今年の志望者順位で決めているのではなくて、これまでのデータから、この模試でこの偏差値をとっていた人がどれだけ合格しているか追跡の結果から出していると聞いたことがあります。つまり、過去の入試で、この模試でCに相当する偏差値だった人の入試結果が50%の合格率だったということです。

 

河合塾サイトより

 

 

共通テスト模試とのドッキング判定はBでした。これも、AとCだから合わせてBというような単純なものではなくて、共通テストと二次試験の配点割合を勘案したこのような計算式でだしているそうです。

 

河合塾HP 「総合合格可能性評価の算出方法」より

 

だから、二次の配点が大きい場合は記述模試で取れたほうが当然ドッキング判定はよくなります。これを一見しても、娘の志望校で総合A判定を取るのは難しいなあ、A判定がとれる人ならもう一つ上のランクの大学を狙うんじゃないかな(そうしていただきたい)と思いました‥。

 

まだ一回目の模試で、これから志望者も流動するので今回の志望者と実際の志望者とは違うのでしょうし、仮にA判定であっても20%が不合格、逆に言えばE判定でも20%が受かる予想ですから、結局、同じような実力の中での当日勝負になるのでしょう。娘は次回は総合A判定を目指す!と言っていますので、頑張って欲しいと思います。ただし、模試を目安の一つにするのはいいですが、模試の判定が目的になってしまわないように、気をつけないといけないですね。

 

 

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