娘と公共の勉強をしていた時、レヴィンの葛藤の3パターンが出てきました。このうちの③回避ー回避葛藤…

(第一学習社「2023公共資料集」より)

 

これだよこれ…ってなりました。あの時の娘、「学校辞めるのも嫌…転学して通信制高校になるのも嫌…」

 

この状態って苦しいですよね、悩んで心が休まらない。だから学校を休んでも、楽にはならないと思うんです。逃避に走っても楽にならなくて、選択を先送りしているうちに、選択の余地はなくなってしまいます。どちらかの”嫌い”がなくなればいいのですけれど。どうしたらいいのでしょう?嫌いでも無理やり食べさせる、嫌いでも食べられるように工夫する、嫌いでなくなるような支援を受ける、本当に嫌いなのかよく調べてみる…両方とも食べずに済ます…

 

娘の場合はどうしたかというと、学校が嫌な理由、通信制が嫌な理由(偏見で誤解している部分もあった)、学校を変わるメリットとデメリットを一緒に整理しました。いつだったかたまたま旅行先で娘と一緒に見た「教場」というドラマでそんなような事をしていたのを思い出して、やってみたのです。そのおかげで、疲れ切ってしまう前に、仕方なくではなく前向きな気持ちで、転学を選べたのは娘にとって良かったように思います。

 

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