共通テストが終わると、ボーダーが気になりますよね。

 

このボーダー得点というのは、河合塾ですと、合格可能性が50%に分かれるラインです。

 

【ボーダーラインとは】

ボーダーラインは河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるラインを意味します。
ボーダーラインには、共通テストで必要な難易度を示すボーダー得点と、国公立大2次試験や私立大個別試験の難易度を示すボーダー偏差値があります。

 

 

分布でいうとC判定層のちょうど真ん中あたりになるようです。

 

そこが一応の目安になる訳ですが、そこからビハインドですと2次での逆転を狙うわけです。しかし共通テストの得点も同じような得点の子達が集まるわけですし、逆転を狙ってくるのも自分だけではありません。

 

文系では2次配点の3%、理系では5%までが逆転可能で、それ以上は、もちろん例外はありますがほぼないと聞いたことがあります。私はこれは概ね正しいのではないかと思います。

 

例えば共通テスト900点、2次も900点だと、理系なら最大45点、もし2次が1500点の配点なら75点までなら可能性はあるかもしれない、というイメージです。

 

息子は共通テストのほうが相対的に良く、ボーダー+20点で定員内後ろから10位でしたが、2次のほうが判定は悪く、本番でも2次で逆転され第一志望学科の最低点に25点足りず第二志望学科の合格となりましたが、45点分の後退は2次配点の3%ほどなので、不合格にはならなかったのだと思います。これが、もし2次で5%の75点くらい後退して逆転されていたら、第2志望も不合格だったと思います。

 

まもなく発表される出願状況の人数分布から、定員内まで何点差かをみて、それより何点プラスかマイナスか、それが2次の配点の何%に当たるかでざっくりとした可能性を探ることができると思います。