懇談の中で担任の先生が、去年の受験生の話をしてくださいました。

昨年京都大学に受かった生徒さんについてです。

 

先生はその生徒さんの部活の顧問としても3年の深い付き合いがあったそうです。先生が編集の担当をされた今年度の進路のしおりにも合格体験記を寄せていて、いわば先生の自慢の生徒さんなのですね。

 

京都大学に合格されたのですが、志望校に決めたのは何と3年生の7月だったそうです。それまでは地元の国立大学で、そちらももちろん立派な大学ですが、受験難易度ランクでは2〜3くらい下です。そこから、先生に勧められて7月に志望を変えてそのまま合格ですから驚きです。

 

先生がおっしゃるには、いつも単語帳を持ち歩いていて、隙間時間にパッと開いて、終わるとサッと閉じて、集中力と切り替えが素晴らしい生徒さんだったそうです。それと、1、2年次の基礎がしっかり出来ていたこと。それにより普通は上がらないと言われる3年生で成績は上がっていったそうです。

 

でも、その生徒さんのお話の中で私が1番印象に残ったのはそこではありませんでした。

その生徒さん、いつも11時には寝ていたそうなんです。息子と同じだ!と思いました。

 

うちの息子も、絶対に生活リズムを崩さない子でした。早ければ10時過ぎ、遅くとも11時までには寝るという生活を3年間、テスト前も受験前も崩さず。それで旧帝大の一つに受かりました。

私の中で勝手にしていた、受験生は夜遅くまで勉強しなければならないというイメージは完全に崩れました。

 

息子が早く寝たがったのは、授業中に眠くなるのが嫌だからという理由でした。

授業中に寝て一から自分で勉強するのは効率が悪いですよね。授業である程度理解して身につけてしまうという部分が息子は少なくなかったのだと思います。

 

娘も同じような習慣が身についていて、毎日10時半に寝ています。なので宿題が多い時は大変ですが…

 

でもその生徒さんのお話を聞いてやはり生活リズムが大事なのだと改めて思いました。これからも娘が出来るだけリズムを崩さないでやっていけるようにサポートしたいと思います。