終電車』(しゅうでんしゃ、Le Dernier Metro)は、1980年フランス歴史ドラマ映画
トリュフォー監督の最大のヒット作である。





ナチス占領下のパリ
南米に逃亡したユダヤ人で、支配人兼演出家だった夫に代わり、女優マリオンはモンマルトル劇場を切り盛りしていることになってはいたが、その実、夫ルカは劇場の地下に潜み、夜の妻の訪問だけを楽しみに国外脱出の機会を待つ身だった。
現在の演出家ジャン=ルーはドイツ軍にも顔がきき、御用評論家とも親しい。
相手役ベルナールはレジスタンスと通じているらしい。
そして新作『消えた女』は好評を持って迎えられるが、評論家ダクシアは芝居をユダヤ的と非難する。それを怒ったベルナールは偶然居合わせた彼を殴りつける。
劇場存続に賭けるマリオンは愛を感じ始めていたベルナールを遠ざけねばならない。そんな折、いよいよレジスタンスの参加を決意したベルナールが劇場を去ろうとすると、抜き打ちのゲシュタポの捜査が入る。
マリオンはベルナールを地下に向かわせ夫を救う。初対面の彼にルカは、妻は君に夢中なのだ、と告げる。その夜、ベルナールとマリオンは結ばれる。
劇場は解放の日まで執念の上演を続け、ルカは800日ぶりに陽の光を浴びる。


感想

セザール賞ではかなり高評価された作品。
第二次世界大戦中のモンマルトル劇場の存続と演出者の不在(地下に隠れている)に起こる演者たちや評論家との関係など、チマチマとした出来事が描かれていく。
どこからドラマティックな展開になって行くのかと思ったら、ただ時系列に戦争の終末までの彼らの劇場内での生活が描かれているだけで、全く面白くなかった。
ドイツの兵士たちも観劇者として登場するが、スリリングな場面もなく、本当に退屈な作品だった。
1980年て、カトリーヌ・ドヌーヴが出ているだけで、OKだったのか?
ジェラール・ドパルデューもまだ太ってなくて若いんだけど、何か観るべき演技ありましたか。
フランス映画の淡々とした展開が魅力的だった?
いやもう、時間無駄にしたという感想しかない。
ドヌーヴって綺麗なだけで、演技は特に上手くもないよね。
とにかく、戦時下の苦労が何も伝わってこない。

観ていた時間返してくれ!と言いたい。

❤︎