和歌山弁では『転びそうになった』ということを『コケそうになった』という。
あまり世の中に自慢できるきれいな方言ではないので、披露する必要もないのだけれど、自分が陥った状態、体勢にその言葉がピッタリなので使ってみた。


3年前にQVCで購入したこのサンダルは、買ったその夏には、こればかり履いていたと言っても過言ではない。


厚底だけれど前後の高低差が少ないので、多分13000歩くらいは歩けると思う。平坦なところに限られるが。

本当に、ほんの3年前にはこれで歩けた。


去年は、履かなかったが、先日記事にもしたマルシンのライブに履いて行った。

立ち見の場合、少しでも背が高くならないと、男性の後ろに立ったら見えなくなると思ったからだ。

それはまあ、良かった。

7cmという高さはこういう時にはとても役立つ。

7cmの台に乗っているようなものである。



夜の帰り道であった。

もう少しで自宅という駅前の道路で、アスファルトに埋め込まれている小さなマンホールのフタのようなものが少し窪んでいて、コケそうになって、危うく捻挫するところだった。

一緒にいた三女は、もう、そんな危ないサンダルは捨てた方が良いと言った。


しかし、物持ちの良い私が、まだ履けるサンダルを捨てるなんてあり得ない。


玄関に出しっぱなしにしていたので、それを履いて銀行回りなどをした日の夕方、犬の散歩にも履いて行った。


石畳も歩きにくい時はあるが、歩道のついていない日本のアスファルトの狭い道路も、道路と家の敷地の境目である端の方に行くと、微妙にピシッと段差なく仕上げられていないところや、摩耗して窪みができたところがある。


いえ、そんなことを詳しく説明する必要もないのですが、リードを持ったまま、またコケそうになったのである。


この時、これは私が年のせいで脚にキているわけではなく、このサンダルが悪いと実感した。


ハイヒール(履かないけど)は、まだ前足が地面に接しているから、別の危険はあるにしても、7cmの側面の落差で体が一気に一方に傾くことはない。


このサンダルは、実用的ではないのかもという疑いとともに、捻挫あるいは転倒しての骨折まで想像してしまい、これは怪我をする前に捨てなくてはと学んだ。


ということで、明日のゴミの日に捨てます。


さて、映画の方ですが、「リボルバー・リリー」と「怪物」をWOWOW録画してあるので、どちらを先にみようかしらと悩むところです。

1時間枠の海外ドラマだけは、毎日消化して行っているけれど、長いドラマと映画は、家で集中するのが難しい。


❤︎

北朝鮮がまたミサイル発射したというニュースが入ってきた!