ショッキングなタイトルですが…


昨日の朝一で、浄化槽点検の方が来られました。

庫裡(自宅)の方と本堂側の両方を点検していただきます。


最初のピンポンがなってから程なくまたインターホンが鳴って、夫が外へ行きました。


本堂と裏の座敷への渡り廊下の下の隙間から、隣の空き地の下にあるうちのほぼ水も今は流れない使っていない下水になにか見えると、点検の男性が呼びにきたのです。


人の脚でした。


渡り廊下の裏に回って方丈が見ると、お婆さんが、下水に転げ落ちて倒れている状態でした。


方丈はスマホを持たずに外に出たので、すぐに点検の方に救急車を呼んでと言って、携帯が繋がりました。

救急の方からは、心肺蘇生するように言われたそうですが、点検の方は、もう怖がってしまって、体に触ることができず、方丈が一人で体を抱えて、頭から、やや高くなっている隣の空き地に引っ張り上げて、蘇生を試みたそうですが、もう、体を触った時点で、亡くなっているとわかったと言っていました。

救急車が来て、警察も来て、方丈も点検の人も話を聞かれたそうですが、それ以前に私は家に入っていろと方丈に言われたので、警察にも会わず、最後まで見たわけではありません。


すでに亡くなっていたそうです。


持っていたバッグには、保険証やら通帳やら色々入っていたので、名前は特定できて、警察の方で調べたら、1週間ほど前に、行方不明の連絡が来ていた人だったそうです。


認知症で徘徊したのか家からお出かけしたのか、1週間もウロウロするには近いと言えるし、老人の足で徘徊するには遠すぎる距離のようにも思えます。


不審死なので検死するまで家族には警察に来てもらえないということです。


それほど騒ぎにならずに死体は運ばれていき、警察の車も帰っていきました。


家族の方にはもう連絡したでしょうね。


あまり、普通とは言えない、1日の始まりでした。


❤︎