アラブ・ノルマン建築の珠玉、パラティーナ礼拝堂
ノルマン王宮内部に残るパラティーナ礼拝堂。長さ32m、幅12.4mの小さな礼拝堂は壁一面が金箔モザイクで装飾され、まさに宝石箱。2007年に2年に渡る修復を終え、神々しいほどの輝きを取り戻しました。
初代ノルマン王ルッジェーロ2世の戴冠の年、1130年に建設が始まり、1143年に献堂されたこの礼拝堂は、ルッジェーロ王個人の礼拝堂として王宮内部に建てられました。建設にはノルマン人の到達以前にシチリアを支配していたギリシャ人(ビザンチン帝国)、イスラム教徒が携わったといわれています。
『創世記』や『キリストの生涯』、『聖ペテロと聖パオロの物語』などが金箔モザイクで描かれた壁だけでなく、床一面を覆うモザイク装飾、イスラム風の天井なども見逃せません。
階段の中に大きなアンモナイトが!他にもたくさんありました。
パレルモ大聖堂は外観を眺めただけです。↓ ↑
↑この広場、よくご覧になると窓辺に女性像を縦に並べて、広場の角に縦に4列東西南北並んでいるんですよ。それぞれの像の資料が見つからないので、またいつか探して書き足したいと思います。
マッシモ ヴィットリオ エマヌエーレ劇場は、シチリア島パレルモのヴェルディ広場にあるオペラハウスおよびオペラカンパニーです。ヴィクトル・エマヌエル 2世に捧げられました。イタリア最大であり、ヨーロッパ最大のオペラハウスの 1 つです
財政的に逼迫しているようですから、日本にもオペラカンパニーが来てくれるかもしれません
前の階段、見覚えありませんか?
ちょっと全景からだとわかりにくいですね。
「ゴッド・ファーザー PART III 」で、マイケルを狙った弾が娘に当たって…というシーンの、階段があります。
みんなそこで写真を撮っているので、階段でポーズをして写真撮れませんでした。
この日に、帰国便のフィンエアーがストに突入して、ローマからヘルシンキ、ヘルシンキから関空には乗れないことになったので、また東フランスの悪夢が蘇るのかと思いましたが、代替便をチャイナエアというフィンエアー側の申し出をまともな航空会社にしろと日本の会社が交渉してくれたので、ローマからはITA でアムステルダム、そこからはKLMで関空に帰国できることになりました。
あと一回で終わりたいと思います♪
(…終われるのか⁈)