ここで一番有名な世界遺産であるカサーレの別荘の床や壁に描かれた当時の生活がわかるようなモザイク画をたくさん観て、当時の人々の生活を想像しました。
ヴィッラは一層で構成されており、中央部には柱列で囲まれた中庭が設けられていた。中庭の周りには、公私に渡る部屋が設けられていた。中庭への入り口は、西側から(古代ローマの)開口部つき中央大広間であるアトリウムを経由する形態をとっていた。北西側には浴場へ、北側にはゲストルームが設けられていたと考えられる。東側には私的な部屋と巨大なバシリカが設けられていた。南側にも部屋が建設されているがその目的ははっきりとはわかっていない。
「10貴婦人の間」と呼ばれている部屋の床には、ビキニをまとった女性のモザイクが描かれている。
この後、楽しみにしていたカルタジローネの陶器の階段へと進みました。
少し遠いので、歩かずにこんな車に乗って階段の下まで行きました。
この階段全て陶器が貼られているんです。
カルタジローネの街中では、あちらこちらで陶器を見ることができます。
中でも有名なのは陶器で飾られた大階段「サンタ・マリア・デル・モンテ(Santa Maria del Monte)」で、通称は「ラ・スカーラ(La Scala)」、まさに、「ザ・階段!」です。
この階段は1,606年にカルタジローネの旧市街と、山の手に作られた新市街を繋ぐために作られました。
作られた当初は高さもバラバラだった階段でしたが、1,844年に整備され段数が142段となり、1,954年には階段に装飾が施されました。
階段の踏み石の部分は、シチリア島東部にある活火山であるエトナ山の溶岩(12世紀、14世紀、17世紀など何度も噴火している)で作られ、前面の部分には10世紀から20世紀にかけての島に関係のあるモチーフが描かれた色鮮やかな陶器のタイルが張られています。
またこれに乗って、街の裏を見ながらおりました。
道路ではおじさんが野菜を売っていました。
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