昨夜、娘を夜迎えに行って、スーパーに寄った。
それだけの用なので、一日中家ではいていたブリーチデニムのバーミューダに、少しマゼンタに寄ったピンクのTシャツに着替えて、出かける時はフル装備の武装をしないと出かけられない性質なので、指輪4個とネックレスをつけて、ついでにイアリングもつけて出かけた。
のだが…武装するわりに、夏のサンダルは踵のベルトをしたりしないといけなくて、スニーカーのようにスポンと履けず、手を使わなくてはいけないので面倒くさくなってきて、踵のないサンダル、つまり、良く言えばミュール、端的に言えばセッタをつっかけて、出かけた。
以前は運転にはつっかけただけの履物はだめで、履くなら、下駄のように親指と人差し指(足でも人差し指なのか?)の間に紐があるものを履かないと危ないからだめだというルールに従っていた。
だけど、今夏からは、セッタだ。
スーパーで車を降りて、後ろから私の足元を見た娘が、笑って『変な格好して。マイルドヤンキーや!』と言われた。
全国的にマイルドヤンキーという言葉は浸透しているのかどうか知らないのだけれど…
私と娘たちの間では、よくその言葉で、人々を区別する。差別と言われると、ちよっと感覚はちがうので、区別だ。
区別している段階で自分たちはそれではないという側に立っているのは正しいのかどうかも定かではないが。
しかし、私の県民で言うと、実際はそこまでいかないが、98%という数字を揚げたくなるくらい、県民総マイルドヤンキー疑惑を感じる。
ではマイルドヤンキーとは何かということを、Wikiで調べてみたらこんな定義が出てきた。
貼り付けます。
先に、下の芝山説に目を通してください。
・私たちの認識では、タトゥが入っていない場合の方が多い。
・「ちばくぞ」?これは「しばくぞ」という意味なら、そんな本当にヤンキーのような口調とは限らない。
・ここでいう『内向的』は心理学的にいう内省的な意味ではないように思う。
内向的は内気とは違うこともあるので勘違いしないでほしい。
なので、この部分はなぜマイルドヤンキーの定義にはいっているのかわからない。
しかし、続く『上昇志向』が低い。は当たっていると思うし、生きる範囲が狭いので、文化的興味もなく、読書もあまりしないと思うが、おそらく一番読むのは、週刊誌かと思う。
そして、知的好奇心がないように思える。
・低学歴で低収入でない人にもマイルドヤンキー的資質の人はたくさんいる。
・『イオンが夢の国』というのはとてもわかりやすいイメージを喚起していると思う。
今夜、そのイメージの中に、『セッタを履いて外出する』というのも入れてもいいのかもしれないと思った。
ごく最近、長年仲良くしている友だちで,読書も若い頃はよくしていたはずだし、大学も出ているし、人には羨ましがられる職業について東京に住み、海外にもよく行っている人が、マイルドヤンキーではないかと気づいた。
思い起こせば、東京暮らしなのに帰省した時に、私の生活圏内のことを私よりよく知っていて、過去の同級生のことも、今どうしているかなど、私は知らないので詳しく教えてくれた。
食べることに興味は旺盛だが、たまに趣向を変えて一緒に映画などを観ると、隣で寝ていた。
共通で知っている海外の地域や、美術館の話をしても、地点・場所としての認識に終わっている。
お花を月2回習っているが、お花の話より、その会で、先生がみんなに出してくれる食事が楽しみで行っているように話している。
噂話に詳しい。
でも、一応親しい友人の位置にいるので、人に私の秘密などは喋らないモラルは備えている。
地元の親戚と付き合いが濃く頻繁。
ワイドショーネタはよく知っているが、日本が…あるいは世界が抱えている問題には興味がなく、皇室の内情や芸能人の裏話に詳しく、よく教えてくれる。
などなど、私のマイルドヤンキーの印象は、そういったものだ。
見た目に明らかにヤンキーな人とは、付き合いがないので、けっこう高学歴・高収入な人の中にも多いと思う。
自身はマイルドヤンキーとは違った方向に、人から見ておかしい点が確実にあるので、決してマイルドヤンキー的生き方を差別も批難もしているわけではない。
私の父側の親戚もマイルドヤンキー以外の何者でもない思考回路と生活指向であった。
父が亡くなってから、絶縁になっている。