午前中のサントネイ村でのカーブ見学と試飲の後、

しばらくバスで走ってボーヌ観光に行きました。


ボーヌ (Beaune) は、フランス東部、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏コート=ドール県の郡庁所在地。ボーヌ周辺はブルゴーニュ・ワインの産地として有名で、毎年11月にこの都市のオスピスで開かれるワインのオークションは国際的に名高い。


  • ボーヌのオスピス(ホスピス, 施療院)- 1443年にブルゴーニュ公国の宰相ニコラ・ロランが創設したもので、貧しい人たちに無料で医療を施した[1]。入院の条件は、貧者であることただひとつだった。王侯貴族から寄進されたブドウ園とそこから生産されるワインで、費用は埋め合わされていた。この建物は、屋根瓦が、黄色や赤、茶色とカラフルで、しかもブルゴーニュ風の文様を描くようにデザインされていてとても美しい。こうした施療院は、当時、オテル・デュー(神の宿、fr:Hôtel-Dieu)とも呼ばれた。現在では、その当時の薬品、医療器具を展示した医学博物館になっており、またワインオークションの会場としてよく知られている。現存するオテル・デューの中でも最も有名な施設のひとつ。この施療院ブランドのワインもある。





ここは貧しい人たち用の部屋。




条件は貧者と言うものの、実はお金持ち用の部屋もありました。

絵画が飾ってあり、豪華です。




キッチン




薬局




この後、ランチにエスカルゴが出ましたのに、

道後から参加された素敵なご夫婦と飼い犬の話をしたり、隣に座ったマダムNと関西のノリで楽しく話していて、食事前の写真を撮り忘れ、食後、殻を集めてパチリ。

すみません きたなくて。




リヨンに近いペルージュへ176kmの移動


丸い小石が敷き詰められた狭い道の脇には、13世紀以降の上階が張り出した木組みの民家が建ち並び、絵葉書のような光景が広がる。

 

「星の王子様」などの著作で知られるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)や、エコール・ド・パリの巨匠として知られるモーリス・ユトリロ(Maurice Utrillo)などの芸術家もこの村を訪れ、街並みを高く評価したという。



去年ギックリ腰に2回なって、今回腰に自信のない妹の手を引いて坂を上がって、少ししんどかったので、村の入り口の教会に入って休憩。そろそろ疲れが出てきている他の方々も座りにきていました。

こんな小さい村でも奥深い教会があります。

でも、あまり写真を撮ってないんです、、、


教会を出てしばらく歩いた所で、妹が、『カバンがない!』とエコバッグだけ片手に、パスポートや財布など大切な物を入れているショルダーバッグを持っていないことに気づく。

教会に戻って探したけれどない。

同じグループの方に添乗員さんの携帯の電話番号を聞いてかけるが、出ない。


そうこうしているうちに、先に進んでいた添乗員さんに出会ったので、バッグを持っていなくてオロオロしていることを話し、もしかして最初から持たずにバスを降りたのかもしれないので、場所を移して駐車しているバスの運転手さんに前から5列目くらいの席に、ブルーグリーンのキプリングのショルダーバッグが残っていないか、聞いてもらおうとしましたら、添乗員さんは、スマホをバスに置いてきたらしい。

きっとバスにあるから〜!と添乗員さんに励まされて、そのまま観光を続けることにしたけれど、心ここに在らずで、ペルージャは落ち着いて散策できなかった。




不安な面持ちの妹。

私たちは、ほぼ中心の小さな広場あたりにいただけで、脇道には入って行く余裕もなかった。


この後、また教会あたりに戻ってウロウロしていると、坂を上がってくる添乗員さんに出会った。

ニコニコしながら『ありましたよ!』と。


添乗員さんは、わざわざ離れたところに駐車しているバスまで行って確認してくれたらしい。

感謝しかない!

遠いところを往復していただいて、本当に申し訳ない。



教会に戻って、マリア様に感謝の祈りを捧げる妹。

私たちはにわかキリスト教信者に…


このことも、続けて起きたことも、まだ,今回の旅の一番の大事ではありません。


ペルージュの散策を終えて、近くまで迎えにきてくれたバスに乗り込むと、なかなか発車しない。


添乗員さんとバスの運転手さんが、坂を登って行ってあたふたしている。


一名戻ってきていないらしい。


私たちは前の方に座っていたので、後ろから情報が回ってきて、最初は、Tさんが戻っていないらしいという噂がまことしやかに語られ、時々行方不明になるTさんなので、そうかなと思っていたが、あとで、彼は乗っていることがわかる。


直径1kmくらいの小さな村で、行方不明になることがあるのだろうか。


15-20分くらいして、添乗員さんたちがYさんを伴って戻ってきた。


ああ、見つかってよかった!

放って帰ることはないけれど、以前一度、ミュンヘンで申し込んだノイシュバイシュタイン城方面へのバスツアーで、名前で確認して2人置いてきぼりになったことがあるので、少し不安になっていた。

バスの中で名前を呼んで確認というのは、誰かが手を伸ばしたりしたのが、挙手だと思われ返事に見間違えられたりするので、人数を確認しなくてはならない。


妹のことに始まり、ちょっとした出来事があったけれど、無事に、リヨンへと向かいました。


❤︎