また神戸市立博物館に行ってきました。

今回は事故はなかったけれど、トラックが異様に多かった。


大層なタイトルにちょっと惑わされた感ありの美術展。






ルーベンス、ベラスケス、エル・グレコ、ルノワールetc. の有名な名前があったけど、絵は第2群とか第3群とかっぽい風に感じましたし、有名な画家の作品は一点ずつしかなかったです。

絵にお詳しい人がご覧になったらまた違った見どころがあるのでしょうが、ちょっとうーんって感じかな。


ポスターの下部に並んでいる絵画が目ぼしい作品たちです。


一番左のエル・グレコの青と赤の色味とかまあ確かに特徴的な色なんですが、最高傑作と言われる『オルガス伯の埋葬』をサント・トメ教会で拝謁するという経験をしたので、この『祝福するキリスト』には、あまり感動がなかったです。


スコットランド王立美術館蔵なので、イギリスにゆかりのある画家が多かったですが、あまり名前はよく知らず、その方達の作品の方が価値が高いのかも。わかりませんが。


夫が一番気に入ったのは、ポスター下部の向かって一番右のディエゴ・ベラスケスの『卵を料理する老婆』で、私が一番気に入ったのはその左『右から2番目)のジョン・エヴァレット・ミレイの『古来比類なき甘美な瞳』(1881)の油絵でした。

しかしなんという大げさな日本題。

Sweetest eyes that were ever seen… ていう英語の題名です。


風景画もありましたが、肖像画とか人物を描いたものが多かったです。

写実的な絵ばかりです。

それと、顔をくっつけないと見えないくらい小さい絵も何点かありました。


この博物館は兵庫県立より小規模で好きなのですが、館内の照明がやたら暗く、絵の説明や作者の説明の字が小さく、とてもわかりにくかったです。

単に、私の目が悪いということかしら?


生まれてこの方一番大規模な美術展は、ハマーコレクションとゴッホ展でしたが、この年では数にも質にも圧倒されて見て回る体力ないかもしれないから、今日くらいのほっこり小さな美術展が見やすいです。


車だと便利なのでまた次のイベントが楽しみです。

あ、ミイラ展の感想は帰りの事故で吹き飛んでしまって書いていなかったですね。

あの時の展示は技術的に素晴らしかったです。

今やミイラの人物がかかっていた病名までわかるのです。


❤︎