もう10年以上前から、何度も観ようとして、録画して、途中で「グランドマスター」のトニー・レオンのイップマン役を先に観てしまい、やっぱり観るのを躊躇っていた。
その時も、イップ・マンはやっぱりドニー・イェンだよー!って声をたくさん聞いていた。
今日は他の作品に集中できず、録画してあった「イップ・マン 序章」を最初からきちんと観始めてしまった。
カンフーものは元々好きだし、冷静で落ち着いて、しかも中国人としての詠春拳に厚い誇りを持つドニー・イェンのイップ・マンに、すっかりハマり込んでしまった。
歴史的に日本との戦争を体験した時代で、悪く描かれた日本人の中でも、日本人将校三浦を演じた池内博之は凛として少し日本人の誇りを残してくれていてホッとした。
池内博之
ドニー・イェンの4作を、今までも途中を拾い拾い観たことはあったけれど、この機会に、通してみようと思う。
解説&ストーリー
伝説の映画スター、ブルース・リーにとっての唯一の師匠として知られる中国武術“詠春拳”の達人、イップ・マン(葉問)の壮絶人生を、「HERO」「セブンソード」のドニー・イェン主演で映画化した本格カンフー・ムービー。
その第1作。日中戦争を背景に、中国人と中国武術の誇りを懸けた決死の闘いを描く。
監督は「SPL/狼よ静かに死ね」のウィルソン・イップ。
1930年代の中国広東省佛山。家族と共に平穏な日々を送る詠春拳の達人、イップ・マン。その実力と人格で人々の尊敬を集める一方、彼を倒して名を挙げようとする武術家たちも多く、心ならずも手合わせをしては、いずれも一ひねりにしてしまうのだった。ところが折しも日中戦争が勃発、佛山を占領した日本軍によって家屋を奪われ、窮乏を強いられる。やがて空手の名手でもある日本軍将校・三浦がイップ・マンの実力に目を付け、日本兵たちに中国武術を教えるよう迫るのだが…。


