ビバリーヒルズ高校白書
ビバリーヒルズ青春白書

と、リアルタイムで観てきたので、
WOWOWの深夜枠で連続放映された
「ビバリーヒルズ再会白書」
を、観てみた。

元のドラマのシチュエーションの彼らのその後の話ではなく、
あのシリーズのキャスト本人たちが、リブート版を作ろうと、苦労を重ねる話を、
半ばコメディで、どこまでがリアルで、どこが創作か分からないような、リアリティー番組っぽいドラマに仕立てた、6話完結。

なんかもう、さすがのハリウッド俳優たちも50歳をすぎて、キャストの1人だったルーク・ペリー(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドに杖ついた俳優役で出ていた)は死んじゃったし、ちらほら目にする他のキャストのゴシップからも、あまり期待できないだろうな、
録画したけど、6話も観るの時間の無駄じゃない?と、一度は削除しかけたんだけれど、
1話を観始めたら、ハイハイハイ、すっかり自分も彼らの仲間かなんかのように、ドキュメンタリーならぬモキュメンタリー?とかいうものに嵌まり込んで、一気見してしまいました。

青春白書のトリ・スペリング演じるドナちゃんと、ブライアン・オースティン・グリーン演じるデイヴィッドの結婚式シーンでは大泣きしちゃった私ですから、もう、自分ってかなりバカだなと思うほど、楽しんでしまいました。

こんな誰も観てなさそうなドラマより、いくらも感想書くべき映画もドラマも観てるのに、青春の1ページのその後に年をとっても違和感なく入り込めてしまったのが、ちょっと嬉しい。

いろんな問題やそれぞれのわがままや、家庭問題や男女関係も乗り越えて、リブート版のパイロットを作り上げたというところで…また、一波乱なんていうふざけたエンディングで、またいつか続編があるのか知らないけれど、同窓会気分で観てしまいました。

多分「フレンズ」とかも、こういうのがあれば観てみたいなと、懐古的気分プラス、今もまだまだポジティブにやっていける!と励まされるような気持ちになりました。

こういうのって、1人でもメンバーがわがまま言い出すと、「Sex and the City」は、映画も3度目は作れなくなったし、ビバヒルも、あの個性的で欠点もたくさんありそうな彼らが、よく集まったなと、それだけでも、素晴らしいと思いました。

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