最近、不動産セミナーに良く参加する。
どうもネットから問い合わせても不動産会社からの反応が鈍いのが理由だ。今回のセミナーは、新築を中心に販売する会社のセミナーであった。中古も取り扱いしているということでの参加。
なにやら節税の話もあり、どうも肌に合わなかった。
節税の話とは、不動産所得は合算所得であり、自分の給料所得と損益通算が可能。不動産事業で損失が出ていた場合、払いすぎた税金が戻ってくるという仕組みである。不動産所得・事業所得・山林所得のかしら文字から、フジサンと呼ばれるらしいが、これらが損益通算が可能。
あくどい業者は、減価償却をフルに活用すべく、「建物」ではなく付帯設備として15年間で償却するように促すようだ。(今回の会社はしっかりRC構造で49年としていた。ちなみに、土地は減価償却できない)。
イメージ的には、2000万円の物件で、毎年50万円程の赤字を計上、減価償却の約20万円を足し戻して、30万円の現金が出ていく。それに税金還付分を加えて、実物不動産を手にする。(生命保険の代替ともなり、生命保険の「見直し益」もあり損はない)という無茶な話であった。
不動産は事業なので、収益が上がらないのであれば、
1.拡張性がない(赤字事業継続は、銀行からの融資が制限される。)
2.いざ空室・金利上昇時のコスト負担が精神的なストレスとなる。この可能性が極めて高い。
結局、100万円でも頭金だしてもらえれば、5000円/月のCFが出ますと言われたが、
1.REITでも同様のリターンは取れる。(現在保有するREITも月に6000円弱入ってくる。)
2.1900万円も借金を持ち、実物を保有するリターンとしては評価できない。
という事で、今回も成果はなかったが、現在2区分保有しているというのは先方に期待感を与えるようだ。