0620 森繁久彌「葉っぱのフレディ」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

「もう何十年も、NHKで近代文学以降の名作を読んでいますが、いま昔のものを聴くと、下手なので恥ずかしくなります。気がつかないうちに、森繁という自分を主張しているところがあるのです。(中略)朗読というのは、伝えることなのだとわかりはじめたのは、このころでした」(森繁久彌「葉っぱのフレディ」新潮社)