0529 色川武大「最後の無頼漢」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

「生きていく上で(中略)運の使い方を惜しんだら駄目だと思うんです。とにかく攻めなきゃいかん。博打自体は守りでは成立しないんですよ。しかし、運も無限にあるとは思わない。だから、無駄遣いはよくないんです。運をどれだけロスしないかでプロとアマの差が出てきますね」(色川武大「最後の無頼漢」ちくま文庫)