0322 中島京子「土地の記憶、変化、未来」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

あのころからあるお店がまだ現役でがんばっているのを見ると胸が熱くなる。でも、自分の学生時代なんて、四十年くらい前なのだから、これはもう、変わらない方がおかしいわけで、かつては存在しなかったものが街の顔になっていたりもする。(中島京子「土地の記憶、変化、未来」「青春と読書4月号」集英社)