0124 須賀しのぶ「ただ音楽であれ」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

人は、言葉を尽くす以外に互いを本当に理解することは難しい。音楽はあくまで体験であり、ただあまりに劇的だから何かを理解できたような気になりますが、それは全く別物です。そこにあるのは、ただただ素晴らしい音楽。それだけです。そこがいい。(須賀しのぶ「ただ音楽であれ」「青春と読書2月号」集英社)