0326 鈴木一郎「吉田健一と「ランチョン」」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

「生ビールはいつも五、六杯は召し上がっていました。ただお話に夢中になって生温かくなっちゃうと(中略)新しいのを注文する。お帰りの頃にはグデングデンなんですが表で例のカン高い大きな声で『オオィ、タァクシィー』ってお呼びになる。通りの人が振り向いたものです」(鈴木一郎「吉田健一と「ランチョン」」平凡社)