0110 吉行淳之介「自家謹製 小説読本」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

文学つぶやきアーカイブスPART2

その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

文学全集を本棚から持ってきて、ときおりいろいろな作家の年譜を眺めてみることがあるが、なかなか面白い。肝心なことは脱落しているにちがいないのは、自分の年譜を想い浮かべてみても分ることで、年譜の行間をよんでみようとしても結局なにも掴めないが、それでも面白い。(吉行淳之介「自家謹製 小説読本」集英社文庫)