0714 山口侑紀「愛書家の楽園」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

マルセル・プルースト『失われた時を求めて 完訳版1第一篇 スワン家の方へ I』(中略)の紅茶に浸ったマドレーヌの匂いと味から幼年時代を思い出すシーンはあまりにも有名だ。冒頭の眠りの描写ですぐ眠くなってしまうので今年こそスワンの家を訪れてみたい。(山口侑紀「愛書家の楽園」「書標7月号」ジュンク堂書店)