1127 桑原水菜「荒野は群青に染まりて」 | 文学つぶやきアーカイブスPART2

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その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

この景色を目に焼き付けておくのよ、群青。この世界に確かなものなど何もない。信じていいものとそうでないものを見分けることは、どんなに生きても、難しい。(中略)疑うのよ。群青。そして考えるの。(桑原水菜「荒野は群青に染まりて」「青春と読書12月号」集英社)