文学つぶやきアーカイブスPART2

文学つぶやきアーカイブスPART2

その日手に取った本の、印象に残った文章を書き留めています

真剣になればなるほど、ひらりとかわされる。しなやかなネコをバタバタと追う(中略)。息を切らし肩を落とすと、そこは陽だまり。心地よい風。呼吸がネコと同じくらいの息遣いになる頃、そばにいてもいいよとネコの許可がおります。そんな日は良いものが撮れるのです。(岩合光昭「エッセイ」「図書4月号」岩波書店)
夜道。仕事帰り。疲れきって坂をのぼる。右手は墓地。左手は崖。私のほかに人はいない。もうすぐ坂をのぼりきろうか、というその七メートル先を、墓地からゆったりとあらわれる、猫。右から左へ歩いていく、と見せかけて、止まる。こちらを見る。なぜ。(尾崎名津子「猫と日本近現代文学」「図書4月号」岩波書店)
「高校の時は週3で食べてましたね。高校が目黒にあったので、ラーメン激戦区、その中で一番好きだったのが「野方ホープ」のラーメン(中略)。あの頃はどんなに食べても太らなかったっていう自由があるので、食べれましたね」(稲村亜美「ラーメンを食べる」BS-TBS)