10月の終わりに、誉佳さんのお父様から
大切な大切な宝物が届きました。
誉佳ちゃんが描いたあの『虹の絵』です。
誉佳ちゃんは、スケッチブックにいくつも虹を書き残しています。
生前、尋ねたことがあります。
「何故、そんなに虹の絵が好きなの?」と。
すると、彼女は迷いなく答えました。
「虹は人の心から出ていると思うの。人の心と心が虹のように繋がったら平和な世界になると思う」と。
15歳の女の子がなんて素敵なことを言うんだろうかと、心から感銘を受けました。
誉佳ちゃんの真っ新な心に触れて、私自身の心を消しゴムで消したかったです。
亡くなる一週間前に虹の絵を描き上げたことを聞いた時、