ある中学3年生の女の子の話 | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

今から15年前の1月

中学3年だった次男が
『お母さん、Hさんが学校に来てないんだ。
これから、受験があるとに』

『俺たちじゃ無理
 あとは頼んだ』
と、言ってきた。

そして、Hさんのメールアドレスを渡された。

次男が小学5年生で発病して以来
彼の同級生と私は仲良しさんになっていた。

あのしっかり者のHに何があったのか?

というか、それを
私なんぞに託していいのー??
と、ちょっとビビった。

とりあえず、連絡をとって
うちに遊びに来てもらって
お茶をして
特別な話は何もせず
笑って過ごした。

それから間もなくして
西尾えいかちゃんが
横浜から来てくれた。

神様が引き合わせた出会いだったと思う。

病気と戦っている女の子との出会い
やりとり

沢山の事を感じてくれたのだろう。

Hは、心療内科にかかってた。
薬も沢山飲んでた。
うちに、家出もしてきた。

私がおののくくらい
Hは、荒れていた。

でも、半年で彼女は生まれ変わった。

一緒にいる友達がいた
バカな大人達がいた
フラッと寄れる公民館みたいな何もない桑野さんちもあった。

あと、Hには、とびっきりの強運があったんだろうなぁ〜

Hは、とても素敵なレディーになりましたよ〜

中学生が、同級生を殺めてしまう悲しい事件がおきてしまったけれど‥

おきる前に

人と人が助け合う姿を見せたり
笑い合う場・楽になれる場所を作ったり

年齢関係なく
ごちゃごちゃ一緒にいれる空間を作ったら

ひとつくらい
悲しい事件を未然に防ぐ事
出来るんじゃないかな

そういう人間達を見て
神様にほほえんでもらいたい♡