◆『たった一つの命だから マイペースで生きる』
私達は、戦後の貧しい日本を見てきました。
みんなが がむしゃらでした。
貧しくても助け合い
けんかなんてありませんでした。
物はなかったけれど、その分自然と仲良しでした。
男の人と口もきけない時代だったけれど、傷付け合う言葉もありませんでした。
ずいぶん成長した日本だけれど、
本当にこれでいいのか疑問だけが残ります。
政治家も組織の幹部も信用できないような国になって、こんな国にしてしまって子供たちにたくしていく 本当に心が痛いです。
頑張りすぎたのかもしれないですね。
頑張りすぎて、見えなくなっていた。
ごめんなさいね。
あなたたちは、急がずマイペースでいきなさいね。
もうこの星にいる時間もながくない おばあちゃんからの最後のメッセージです。
しょうちゃんと大ちゃんの おばあちゃんより
~第1巻より~
11年前に、久留米のラジオ番組に出演させていただいて
一番最初に届いたメッセージです。
ここから、久留米の奇跡は始まりました。
何度 朗読させていただいたか分かりません。
これからも、このおばあちゃんの気持ちを
大切にお伝えしていきます。