ワンライフプロジェクトさんへ
もう3年くらい前になります。
高校での朗読会で感動しまくったのは。
みんな一生懸命生きてるんだなと、そして命はひとつなんだとあの時に心にしっかり落としこんだはずだったのに。
先月、お腹の中の命とさよならしてきました。
赤ちゃんの父親は、少しも産み育てる事を考えてくれませんでした。
私も、一人で育てる自信がなかったので、赤ちゃんが出来たとわかって一週間で手術を受けました。
手術の朝
流れる涙をどうすることも出来ず
一人で病院へ行きました。
付き添ってももらえず、誰にもお腹の中の命の存在を話せず、喜んでももらえず
気がついた時は、全てが終わっていました。
命を末梢した事に対する申し訳なさを、私は一生忘れない‼
私は、愚かな人間です。
私、愛されてはいなかった。
私も相手をそんなに好きじゃなかった。
こんなところでは赤ちゃんは生まれてきても、ちゃんと育つことはなかった。
でも、この子がほんの少しの時間、私を母親にしてくれた事…
大きな大きな学びでした。
母の愛は大地のようだと言います。
全ての人は女性から生まれます。
ずっと昔昔から、女性は出産という大きな役目を果たしてきました。
そして、私にもこの役目はあります。
新しい命を産み育てる役目が。
その新しい命が、たくさんの事を教えてくれることも、初めて知りました。
命は繋がってる…
繋がってるんですね
命はこうやって繋がれていく…繋がれていく
私、もっとちゃんと生きます。
私を心から愛してくれる男性と出会って
お母さんになる自信をつけて
そして、その命を大切に大切に育てていきます。
たったひとつの命
この言葉の重みを、存分に感じて生きていきたいと思います。
二十歳の宣言です。
たったひとつの命だから
全部の命を軽く扱うことなく生きていきます。
福岡県