車イスアスリートランナー・山本浩之氏 | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

福岡市在住の山本浩之さん
一昨年4月のボストンマラソン
車イス部門で優勝されたアスリート

『あきらめない生き方』という演題で講演されました

奥様の山本美也子さんと二人で壇上へ
掛け合いでの講演会

奥様の元気な笑顔あればこその山本さん

と~~~っても仲良しご夫婦ドキドキ
私なんかそれだけでも来てよかったなぁと思いましたラブラブ

二十歳の時にバイク事故で下半身不随に
それ以後、車イスの生活に

お二人の出会いが『交差点』というのもいいですよね~

とにかく、奥様の笑顔の点数が高い高い
ここまでの笑顔、見たことないくらい
度肝を抜く明るさですひらめき電球ひらめき電球ひらめき電球
そんな奥様をゲットされた山本さん
こちらもまた魅力ある方で、柔らかいんですよね~オーラが全部ニコニコ


私たちも、次男が車イス・松葉杖で過ごした時間があるので、少しだけわかります

小さなものが障害になるということ
そして、小さな心配りで障がいを持たれる皆さんが住みよい社会になるということも


お話は、ご本人のアスリートランナーとしての人生だけでは終わりませんでした。





こちらは、飲酒運転をゼロにするために作られたステッカー

山本さんご夫妻は 2011年2月9日に
ご長男さんをなくされますしょぼん

その日はお友だちのお宅へお泊まりに
夜11時23分にお母さんから長男くんへメールが送信されます

しかし、11時9分に交通事故で
お母さんからのメールは読まれることなく
天国へ

しょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼんしょぼん

飲酒運転の車に、長男くんとお友だちの命が
一瞬にして奪われた………

3年の月日が流れ

山本さんちの愛犬『こゆきちゃん』が
飲酒運転撲滅の主役として活躍し始めました





昨年の秋、一冊の本として誕生してくれました

山本さんご家庭は、いろんな事を私たちに気付かせてくれます

本の中の山本さんファミリーは笑顔がいっぱいドキドキ

長男の寛大くんも笑顔で登場してくれる



私が朗読会でラストに朗読させてもらう『命と心』
このメッセージのラストにこうあります

  体はなくなりました
  でも、息子は生きているのです
  彼の心がここにあると感じるから


ああ、ほんとだな
寛大くんはここに生きてるんだな

私は本の中の寛大くんに出会いました
出会っちゃいました~


飲酒運転はいかんよ、いかん

避けられない事故じゃないもん

『大切な人が突然いなくなることをあなたは想像出来ますか?』

こう締めくくられています

【明日】という日を迎えられることが、どんなに素晴らしいことか もう一度考えて欲しいものです

私は時々人に話します

あと3年の命と言われて、私は朝日を見て
『おはよう』なんて出てこなかったです

『ありがとう』でした

ああ、今日も目覚めることが出来た
ああ、今日も生きてる
ああ、今日も私は生きてていいんだな

ありがとう、ありがとう、ありがとうでした


昨日は、山本美也子さんともお友達になって帰ってきました~

あのとびきりの笑顔の裏には、ご長男さんをなくされるという大きな悲しみが…

山本浩之さんという男性を、世界のトップランナーにさせられた妻の美也子さん

どんだけ素敵な方なのだろう

今日も、愛する人とお話出来ますか?
幸せなことですね音譜