13年前の息子の松葉杖 | ワンライフプロジェクトのブログ

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平成18年(2006年)に 福岡県筑後市で 『ワンライフプロジェクト』 という活動を立ち上げました。
『たったひとつの命だから』この一行の言葉にあなたは何とつなげますか?
 

13年前、太ももの腫瘍の手術を受けた次男の『松葉杖生活』がありました。

松葉杖の練習を見ながら
これは運動オンチの私には使いこなせないぞと、危機感を収得しました。

つき方、階段の練習、簡単に見えるけれど… 私にはとても無理だと思いました。

早速、家の中で練習。
家の中には『数々のマット』という障害物がありました。


道路に出てみると、スピードという壁。
早く歩けない息子に、イライラの空気が突き刺さるように、私は感じました。

小学校のトイレには、男子生徒の洋式トイレすらありませんでした。
学校側が造ってくれました。

遠足は、車椅子のお世話になりました。
ありがたい!本当にありがたいと思いました。


経験させてもらうまで、分からない事だらけ。

不自由と自由はすぐ隣にあります。

自由な時は見えなかったもの
不自由さの中で、いろんな事に感謝が生まれました。

あれから道行く人の中に、松葉杖や車椅子の方を見たら、お節介を焼きたくなります。

でも、お節介が関わりの第一歩音譜


時が流れ
今はその息子も元気いっぱい٩(*´︶`*)۶҉

小学校は、昼休みに思いっきり遊ぶのが目的で行ってました。

5年生になった時に
『あと1年、あと1年で俺たちは6年。運動場を占領できる!』
と言ってたけれど、その6年生時代を、部屋の中で過ごす事に。

外で走り回れる事に感謝したはず。

1年生からリレーの選手だった息子。
ラストはアンカーだ!
と言ってたけれど、それも無念の見学。

あの1年間は、どれだけ大きな優しさを私たち家族に与えてくれただろうか。

宝の1年間でしたラブラブラブラブラブラブ