病人のワガママ?
母の手術を控えた前日のできごと・・・。![]()
手術の時に浴衣を使うらしく、母に浴衣を持ってくるよう頼まれた。
実家に寄って、和服タンスから浴衣を取り出して病院
に持っていくと・・・
私「浴衣、持って来たよ。これでいいよね?
」
母「・・・・・・・それ、男物じゃないの
」
ガックリしていた様子だった。
私「えっ!!男物だったの?
」
確かによく見ると、茶色と黒色と白色の縞模様の生地で
男物でもおかしくないようだ。
もし私が着るとしても気にならなかったからこれでいいと思ったんだけどね・・・(^▽^;)
母「模様が地味でしょ。女らしい模様の浴衣は無かった?」
私「ああ、あったけど・・・。旅館の寝巻みたいだなと思って・・・。」
母「・・・・嫌だわ・・。悪いけどこんな男物、着たくないー。
」
私「・・・・・・」<おいおい、この浴衣どうすんの?(-。-;) >
母「せっかく持って来てもらったのに悪いけど、他の浴衣と取り替えてきてよ。
」
私「ええっ、また実家に・・・?
」
<面倒くさいけどしようがない、翌日は手術だから母の希望は叶えてやろうか
>と
また実家に行くとするか、と渋っていたところ、
急に、母の隣のベッドにいたおばあさんが話しかけてきた。
私と母の会話のやりとりを今まで聞いていたのだろうか、こう言っていた。
「手術で使うだけだから着るものは何でもいいじゃん
別に男物でも関係ないよ。この浴衣でいいじゃない
」
母「・・・はぁ・・・。まぁ、いいか。これで着るとするわ・・。」
私「これで大丈夫なの・・・?すまないね・・f^_^;」
でも、私は感心してしまいました・・。
母は年を重ねてもまだ女を捨ててないんだってことを(笑)
ちょっとタダをこねる母はあまり見たことなかったけど、
だからこそ今、思い出しても微笑ましくなってしまうのです。![]()