2025年、夏至の日。
石鎚山から下山した僕たちは
山口霊神を訪ねました。
個人的には3年ぶりの訪問です。
氣の置けない友人たちと
狸の神様にお会いできることを
楽しみにしていました。(◦ˉ ˘ ˉ◦)
そこでは初めて来た時と
何も変わらず、ほっこりとした
ま〜るい時間が流れていて。
はぁ〜、狸の神様特有のこの感じ♪
ほんと大好きなんだよなぁって
思わずニンマリ。(๑¯﹀¯๑)
早速、みんなで
お堂に上がらせていただくと、
誰方かが奉納された
桜井識子さんの本『ごほうび参拝』が
そっと脇に置いてありました。
それをまりさんが手に取って
この山口霊神について書かれたページを
声に出して読み始められたのですが…。
『こう言うと失礼で
たいへん申し訳ないのですが、
見た目がしょぼいです。』
(『ごほうび参拝』より)
このお堂について紹介されている
そんな一節を
まりさんが読まれた、次の瞬間…。
… おい、またしょぼいって言われたぜー。
子狸くんのそんな声が聞こえてくると
この場が一氣に華やいで
みんなクスクス、ケラケラと
笑っているのです。
(ノ∇≦、)ノ彡ꉂꉂ(๑˃▽˂๑)ゞ(∇≦* )
どうやらその一節は
子狸くん達の大のお氣に入りのようでした。
その反応があまりにも可愛らしくて
悶絶しそうになりました(笑)
目には見えないけれど。
その後も板間の上では
たくさんの子狸くん達が集まって、
もっと読んで、と
目をキラキラ輝かせながら
嬉しそうに聞き入っている様子が
僕には伝わってきて。
そんな極上のま〜るい時間を
僕はとても愛おしく感じました。
ところで今回、
山口霊神を訪れるにあたって、
ひょんなことから我が家にやって来て
母の赤ちゃん役を買って出てくれた
子狸くんをお返ししようと思っていました。
ところが。
旅の前日、神棚の神様はこう仰いました。
… このまま居てもいいと言っているぞ。
今はまだ少しでも賑やかな方が
良いのではないか?
まだまだその寂しさを
ゆっくりと受け入れている途中の
父を想うと、自分にも
確かにその方が良いように思えました。
ですから、狸の神様の大親分には
ありったけの感謝と
大好きの氣持ちをお伝えしてきました。
大好きですっ!!
本当にありがとうございます。(∗˃̶ ᵕ ˂̶∗)
因みにそんな僕に続いて
グイグイいくいずみさんの図(笑)
タジタジする大親分の反応がまた
可笑しくて…。ꉂꉂ(๑˃▽˂๑)
この日もまた僕たち4人を
極上のま〜るい癒しで包んでくださいました。
この山口霊神に流れる
映画『かもめ食堂』とか
『プール』のような
なんだかそんなほっこりした時間が
このブログから伝わっていれば
嬉しく思います。(◍´ಲ`◍)
手嶌葵 / ちょっとしたもの