ことのはリトリート工房のお知らせをする前に、

節分と立春の日に感じた風と音楽を栞として

挟んでおきたいと思います。(◍´ಲ`◍)

 

2月3日、

朝一で裏千家のお茶会に伺いました。

 

人間学、中でも礼節は

この新しい時代において

重要となる素養のひとつだと感じています。

自分にまだまだ足りないので

お茶の道を通して学ばせていただく

機会をいただけることに感謝しています。

 

一碗茶幸招福

(一碗の幸せなお茶が福を招く)

 

そんな有り難い一碗に始まった節分の日に

向かったのは上賀茂神社です。

 

 

未だかつてこの神社で

龍神を感じたことはなかったのですが、

この日は澄み渡る空に

とてもダイナミックに感じられて、

節分がお目出度い日であることを

改めて知りました。

 

神様の世界でもお祭りなんだ〜っ!! ('O'*)

 

 

福豆GET!!

 

 

そして今年の撒き手である

原田龍二さんからも福豆GET!!

そろそろ日本国民全体で「福は内〜!鬼も内〜!」って

唱和する時代になって欲しいなと願いつつ。

 

 

御本殿の神様にご挨拶した後、

春の清々しさに身を任せて

ぶらぶらしていると、

こんな石が祀られているのを見付けました。

 

 

その昔、上賀茂神社には

龍神の住む池があったそうで、

その池底に沈んでいたのがこちらの陰陽石。

 

突如始まった上賀茂神社の

龍神ストーリーに胸を高鳴らせていると

境内の一角にこのような階段がありました。

 

 

誘われるままに登ってみると、

 

 

そこには龍神さんと

 

 

お稲荷さんがお祀りされていて、

はんなりとした華やかさがありました。

 

地元の神社ながら

ようやくご縁をいただけた氣がして、

空にも舞い上がるような氣持ちになりました。

 

その後に伺った吉田神社もお祭りムード一色でした!!

 

ただし舞い上がった僕には

猛省すべき出来事もありまして、

お優しさに救われながらも

有り難い教訓をいただいた節分祭でした。

大変失礼いたしました。(。-人-。)

 

そして翌2月4日、

朝から母の通院の付き添いでした。

 

診察室で主治医から

転勤が決まったことを伝えられた母が

鼻をグズグズ言わせているので

肩に手を置いて

 

「寂しいの?」ヾ(・ω・`)

 

と訪ねると、

堰を切ったように

ワンワン泣き出すものだから、

自分にもいろんな想いが込み上げてきて…。

 

今から7年前に生体腎移植を受けた母。

 

当時満身創痍だった母が

もしも腎移植を受けることなく

あのまま人工透析を続けていたら、

きっともうこの世にはいなかったでしょう。

 

そして我が家にこの奇跡が起こらなければ

自分は信仰に目醒めることもなく、

日常がこんなにも愛で満ち溢れていることを

今もきっと知らないままだったでしょう。

 

ドナーの方やそのご家族と共に

移植手術の執刀医であった

主治医の先生は母の命の恩人であると同時に

僕にとっても人生の恩人だったことに思い至って、

気付けば父も自分も涙を流しながら

三者三様のご挨拶でお別れして来ました。

 

 

切なさを含んだ冷たい風も

みんなで泣き終わった後には

どこか爽やかで。

 

生まれたての春の匂いを

胸いっぱいに吸い込みました。

 

そして夜にはZARDのライブへ。

 

 

青春ど真ん中のアーティストだったZARD。

 

“スターシード”なんて言葉を

知らなかった10〜20代の頃、

 

カッコいいことって カッコ悪いよ

(『遠い星を数えて』より)

 

そんな坂井泉水さんの言葉に

救われていました。

 

ステージに彼女だけがいないことが寂しくて

やっぱり涙が出てしまうのだけれど。

 

音楽には人を決して

そこに留まらせないだけの力があって、

僕をまた新しい季節へと押し流していきます。

 

ライブ中盤からずっと見上げていた

オーディエンスの上空。

コンサートホールを包んでいたのは

紛れもなくZARD・坂井泉水さんの愛でした。

 

 

帰り道の橋の上で。

 

この20年のサラリーマン時代の

象徴に見えた大阪のビル街の夜景に改めて

 

「さようなら」

 

と、つぶやいて。

「月9かよ!」とも自分にツッコんで(笑)

 

泣いたり笑ったり、

いろんなものを内包した風とこの音楽が

僕をまた新しい一年へと押し出てくれました。

 

YOSHIKI feat. HYDE / Red Swan

 

ところでライブ会場で新たに購入したポスター。

 

 

運氣のことが氣になって

長年、壁に飾っていたZARDのポスターを

ダイヤモンド富士のアートに掛け替えたものの

なんだかずーっとしっくり来てなくて、

ほんの1ヶ月程で掛け替えることにしました。

 

視界に入るだけで自動的に“好き”が溢れ出す、

やっぱりZARDは自分にとって

波動を上げてくれる永遠の人のようです。