『Mystic Journey3 〜タイ王国編』
アユタヤ
それは僕が20代の頃から
ある種の憧れを抱いていた古都の名で。
今回、はちみつ君と彼の友人たちのご厚意で、
念願だったアユタヤ行きが実現しました!!
はちみつ君の友人の一人はイットさん。
タイの名門チュラロンコン大学の研究員で
はちみつ君と同じく精霊信仰の研究をされています。
もう一人の友人はアップさん。
同じくチュラロンコン大学で
イットさんの研究のお手伝いをされていて、
今回、なんと!!マイカーを出してくださいました。
く〜〜〜っ!!贅沢過ぎるっ!!(*≧ω≦*)
アユタヤに行けるのはもちろんのこと、
タイでスピリチュアルに興味のある
新たな友人と知り合えることが何より嬉しくて。
鼻血が出そうな程の歓びと興奮を胸に!!
タイ滞在2日目の朝、
MRTタオプーン駅で待ち合わせをして
バンコクからおよそ80キロ、
ずっと訪れたかったアユタヤに到着しました。
ワットプラシーサンペット。
アユタヤ王宮内にあった王朝の中心的寺院です。
この光景が目に入った瞬間のトキメキは、
うぉーーーーーーっ!!!!!!Σ(≧∇≦)
正直、雄叫びに近いものがあったんですけど、
「まずはお参りが先ね」ということで…(笑)
靴を脱いで本堂に上がらせていただくと、
高さ17メートルの巨大な大仏が
僕たち4人を歓迎してくださいました。
プラモンコンボピットという
アユタヤ最大の大仏なのだそうです。
今でこそこのようなキンピカなお姿と
Lady GaGaのような瞳をされていますが、
堂内には昔のお姿を偲ぶ写真が飾られていまして、
内心、昔のお姿の方が良かったなぁ…と思いつつも、
巨大な仏さまを目の前にして
ありがたさがドッと込み上げて来ました。
心に描く金メッキの内側の仏さまに
胸の前で手を合わせては、
丁寧に三度お辞儀をして祈りを捧げました。
心がじんわりと温かくなる
と〜っても素敵な大仏さまですよ〜!!
堂内は大仏の周りを
ぐるりと一周できるようになっていまして、
僕はこちらの仏さまにもとても心を惹かれました。
立ったままではありましたが、
アユタヤに来ることができた感謝と歓びの気持ちを
素直にお伝えすることができました。
はぁ〜。(。-人-。)
清々しい気持ちでお堂の外に出ると、
汗を拭きつつ笑顔の3人が待っていてくれました。
さあ、いよいよ遺跡エリアへと歩を進めましょう!!
1351年に建国されたアユタヤ王朝は、
ビルマ軍に侵攻される1767年まで
ここアユタヤで400年に渡って栄えました。
ワットプラシーサンペットの3基の仏塔内部には
それぞれ歴代王様の遺骨が納められているそうです。
未来永劫残したいものを納める仏塔が
釣鐘型の宇宙艇に似ていることは、
タイの宗教観や仏教の悟りそのものが
宇宙と繋がっていることの証しのように思えます。
アユタヤ王朝時代の仏教文化を想像してみたり、
遥か古代の文明や宇宙に想いを馳せてみたりして、
子供のように無邪気に歩き回る僕に
「まだまだたくさん行く場所があるから、
あんまりはしゃぎ過ぎないでね〜。」
と、窘めてくれたイットさん。
そこでちょうどすれ違った日本人親娘に
4人の集合写真を1枚お願いすることにしました。
古都・アユタヤで仏教文化に触れること。
またひとつ夢が叶った僕の長い長い一日が
こうして始まりました。(* '∀'人)
秦基博 / 9inch Space Ship(Live at MTV Unplugged)
そうそう、
今回のタイトルでもある“ムーテールー”とは
“スピリチュアルな人”という意味で、
タイの新しい表現なんだそうです。
日本在住のはちみつ君は知らなかったとか。
僕がムーテールーって言ったら、
イットさんもアップさんも笑ってたけど、
意味合ってるよね?(笑)
そんなムーテールーな仲間と行くアユタヤ。
後編につづきます!