厄晴れのお礼参りを終えた旅の最終日。

 

今年はレンタカーを借りて

友人のドクターと草場一壽工房を尋ねました。

 

草場一壽さんのオフィシャルHPはこちらです。

 

こちらの工房は1時間1組限定の

完全予約制となっていまして、

スタッフの方の案内と解説を伺いながら、

草場さんの作品をゆっくりと鑑賞することができます。

 

ただ1組のためだけに

薫かれる茶香炉のおもてなし。

 

一作品、一作品、様々な角度から

陶彩画と向き合う時間は至福のひとときです。

 

工房で戴いたリーフレットです。

 

この日、工房では『壽展』が催されていまして、

陶彩画の龍たちが一堂に会していました。

 

草場さんの陶彩画の中でも

とりわけ龍の作品が好きな自分にとって、

四方を龍に囲まれる贅沢なシチュエーションに

終始ドーパミンが出っ放しで。

 

原画だけが持つ不思議な力によって

意識がひとりでに第八感に向かっていたり、

角度によって色彩を変える感動に夢中になるあまり

Choo Choo Trainダンス状態になったりしながら、

陶彩画の龍が放つ輝きに心奪われました(笑)

 

そんな中で今回、

僕が最も心を動かされたのは、

こちらの『富士越えの龍』という作品です。

 

 画像はネットよりお借りしました。

 

同タイトルの初作原画に買い手が付いた後、

新たに構図を変更して制作されたのだそうです。

 

空間を取ることで、富士山の雄大さと

龍の躍動感がさらに増したと思いませんか?

見事な色合いも今の自分の心と調和するようで

見ているだけで明日への活力が湧いてきます。

 

昨年新築された豪邸の玄関に

福禄寿と石敢當をお祀りされている

友人のドクターがお買い上げされないかと

内心期待しております(笑)

 

ところで草場さんの工房には

素晴らしい陶彩画の数々の他にもう一つ、

個人的に心惹かれて止まない場所があります。

 

それがこちらの水神さまです。

 

 

工房の裏庭にある井戸端にお祀りされています。

 

そこはとても純度の高い清浄な空間で、

僕は草場さんの創造の源泉だとも思っています。

 

手を合わせると仄かに稲の香りを感じる気がします。

 

 

鏡のように空を映す

表面張力の水面にそっと風が吹いて、

見つめる僕の感性までもを揺らす豊かな水。

 

 

草場さんの陶彩画に触れて、

水神さまの心に触れて、

年齢を重ねるごとに心豊かになっていく自分に

訳もなく「ありがとう」が溢れました。

 

Wong Wing Tsan / イルカの星 〜Water Blue Planet

 

帰り際、友人のドクターが記念にと

メッセージブック(詩集)を贈ってくださいました。

 

本当にありがとうございます。

時折、詩を静読しては心癒され、

自らが持つ光が曇らないように自分を顧みています。

 

そのメッセージブックに

特典として付いていた言祝ぎカードは『時は今』。

いつか友人に引いた龗カードと同じでした。

 

 

待ちに待った新しい芽が出はじめました

自然の力も活かしつつ大切に育ててください

2020年 あなたの心と魂を

成長させる一年になりますように

 

 

今、僕たちはこころの時代を生きています。

 

2020年、皆さんと共に

心と魂を成長させていけたら幸いです。

 

心からの愛を込めて。(◍´ಲ`◍)