お正月の三が日が明けて、

皆さんはどんな初夢を見られたでしょうか?

 

今年の僕の初夢は、

なかなかしょーもなかったですよ!(笑)

 

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………………

 

新年会かなにかのイベントでしょうか。

 

僕は男女30名程の仲間に混じって

様々なゲームに参加しているのですが、

進行がグダグダで正直全く盛り上がっていません。

 

その内、女性陣は女性陣だけで

ゲームそっちのけで食事の準備を始めて、

男性陣だけでフットサルをすることになりました。

 

赤チームと青チームに分かれて試合を始めましたが、

これまた全然盛り上がらないんですよね〜(汗)

 

自分のいる青チーム劣勢のまま、

試合終了3秒前、僕にパスが回って来ました。

 

「よっしゃー!!」( ・`ω・´)

 

この日一番のテンションで

僕が放ったシュートはゴールポストに当たって…。

 

なんと!跳ね返ったボールが

腰を落としたゴレイロ(GK)のケツに当たって

見事ゴールネットを揺らしました。

 

………ぷぷぷ。ゞ(≧ε≦o)
 

ゴールを決めた嬉しさよりも

なんかそれが可笑しくて可笑しくて。

 

ヾ(≧▽≦)ノガハハハハハハハ!!!

 

ゲラゲラ笑う僕に吊られて、

ゴレイロ(GK)役の友人も笑い出す、

周りのみんなも笑い転げ始めて、

最後には会場にいるみんなが大爆笑している…。

 

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そんな初夢でした。

 

富士山も鷹も茄子も出て来なかったけど、

ま、笑う門には福来たるってことでしょうかね。

 

夢と言えば、この香港の旅にも

夢の暗示があったような気がしています。

 

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………………

 

窓の外から聞こえてくる

軍人のフザけた怒鳴り声に

僕は眠りから強制的に起こされました。

 

日も昇らない10月の明け方です。

 

「まだ5時かよ…。」

 

不快な気分ですっかり目が冴えてしまった僕は、

一人、部屋を抜け出して、

近くの中国寺院まで少し歩くことにしました。

 

今やこの街には厳戒令が敷かれていて、

治安維持の名の元に

軍人たちがやりたい放題に幅を利かせています。

 

ほら、今だって機関銃を搭載したジープが

勢い良く横道から飛び出して来たかと思うと、

機関銃の照準を僕に合わせて、

ガハガハ豪快に笑いながら走り去って行きました。

 

「これだから軍人は嫌いなんだ…。」

 

吐き捨てるように呟きながら、

やがて僕は寺院の境内に辿り着きました。

 

いつもの朝のこの時間であれば、

太極拳をする人々や朝食の屋台を準備する人で

境内は賑わっていたはずです。

 

今は誰もいない静かな境内で

僕は一人、山門が開くまでの間、

石垣の上にごろんと横になって天を仰ぎました。

日常の朝の風景を想い起こしながら…。

 

するとどうでしょう。

遠く…遠くから、

微かに人々の喧騒が蘇って来るようです。

 

「この線香は上等品だよー。」

 

威勢のいいおばちゃんの掛け声がこだまして、

人々の笑顔が醸し出す暖かな空気も感じられます。

目を閉じるとそこには

いつもと変わらぬ風景があって、

願いにも似た懐かしさを覚えました。

 

そうして僕はいつしか眠っていたようです。

 

朝の強い光の中で目を覚ました僕の目に、

今しがた思い描いていた風景の輪郭が

二重になっては三重になって映りました。

筒の中に耳を傾けた時のように

日常の喧騒もまた淡く鈍く聞こえてきます。

 

これは夢か幻か…。

 

そう思った次の瞬間、山門が開かれました。

 

ギ〜〜〜〜〜〜〜っ。

 

「さあ、どうぞお入りください。」

 

竹箒を片手に持った老人

ニッコリと微笑んでくださって、

僕は寺院の中へと入って行くのでした。

 

………………

………

 

その夢が僕に何を伝えたかったのか

はっきりとはわかりません。

 

民主派によるデモが激化する香港で

平和について考えることだったのかもしれませんし、

あるいはイマジネーションが現実を作っていく、

そういうことだったのかもしれません。

 

いずれにせよ、その後、

幸運にも片道3千円の格安航空券を手に入れた僕は、

こうして香港へやって来たのでした。

 

PCからご覧いただいている方は、

再生ボタンを押してBGMとしてお楽しみください。

 

Official髭男dism / Pretender

 

これは個人的な考えですが、

現状の一国二制度が2047年まで

実質的に維持されるかどうかは

香港経済の成り行き次第だと思うんです。

 

だからこそ香港でお金を使うことは、

香港の人々の民意を後押しする

最も平和的行動であるとも言えます。

 

僕なんて所詮ささやかですけどね、

思いきり楽しんで、素直に感動すればいい。

香港の街並みを見ながら、

僕はそんなことを思いました。(⌒-⌒)

 

さあ、ここからは百万ドルの香港の夜景です!!

 

 

まずは香港島のビクトリアピークから。

 

ビクトリアピークへはMTR中環駅から

ピークトラムに乗り換えるんですけど、

最大傾斜角27度は伊達じゃありませんよ!!

 

トラム最後部で後ろ向きに立ち乗りしたら、

今にもガラスを突き破って転げ落ちていきそうで。

 

ひゃーーーーーっ!!(;゚;Д;゚;)

 

必死にバーに掴まっていました(笑)

 

 

10年前に訪れた時には

濃い霧に覆われていた景色も

この日はとてもクリアに見えました。

 

 

イルミネーションには

あまり興味のない自分ですが、

高い所から見る夜景にはどうして心惹かれるんだろ。

 

永遠も約束もないけれど

とても綺麗だーーーーーーーーー!!

 

 

1時間ほどピークテラスで夜景を楽しんだ後、

九龍半島に戻って尖沙咀(チムサーチョイ)から

ビクトリアハーバーにやって来ました。

 

 

この夜景も香港の定番ですよね〜。(◍´ಲ`◍)

 

 

ビール片手に見る音と光のショー・

シンフォニーオブライツも素敵でしたよ!

 

 

さて、綺麗なものを見ると、人間お腹が空くもので。

 

もうね、3日間たらふく食べましたよ。

めっちゃ美味かった〜。(≧▽≦)

 

 

そう言えば香港滞在中、

満月でもないのに僕は月に見惚れて

何度も空を見上げていました。

 

 

今にして思えば、

すでに月下老人さんがこの旅のご縁を

結んでくださっていたのかもしれませんね。

 

月下老师、謝謝啦。o(*'▽'*)o

 

それにしても月の引力、やっぱすげ〜わ。