7月に入って、今年もいよいよ折り返し。

僕にとっては、忙しくもあり、充実した上半期でした。

感謝の気持ちを力に変えて、

今月からも、この勢いのまま全力疾走したいと思います!(笑)

 

ところで、僕は特別なお願い事がある時以外にも、

季節の折り目ごとに氏神様のところへ行って、

日頃の感謝をお伝えしています。

京都の山里にひっそりと佇む風情のある神社です。

 

7月1日にお参りに行った際、

初めて氏神様が僕に声を掛けてくださいました。

 

…ことのは(実際は本名)、

 毎日手を合わせてくれていること、ちゃんと分かっておるぞ。

 父親と母親のことは心配せんでいい。任せておきなさい。

 

これまで何度となく通ってきた氏神様ですが、

お言葉を受け取ることができたのは初めてだったため、

 

「っ!!!」

 

と、なったと同時に、

なんとなく女性の神様かなぁと思っていたところ、

男性の神様だったので、

 

「わわわっ!!!」

 

と、二段階で驚いてしまい…、失礼いたしましたっ!(汗)

 

そんな訳で、僕たち家族を大切に守ってくださる氏神様に

なにかできることはないかなぁと思っていたところ、

ちょうど山登りのために大分へ行く予定があったので、

全国八幡社の総本宮である宇佐神宮への参拝を思い立ちました。

 

今回、宇佐神宮への参拝には、3つの目的がありました。

 

1つ目の目的は、前述のとおり、

日頃お世話になっている氏神様への感謝の気持ちをお伝えすること。

普段は人の姿のないひっそりとした神社のため、

宇佐神宮で正式参拝をして、

この溢れる感謝の気持ちをきちんとお伝えしたいと思いました。

 

『年に一度、全国の八幡様が宇佐神宮にご参集される』

というような記述を、どこかで見掛けた記憶もあったので、

もしかするとその時に、

「お前のところのことのはが来おってな〜」などと、

宇佐神宮の神様と氏神様とのお話しが弾むかもしれないですし、

なんだか氏神様も喜んでくださりそうな気がしたのです。

 

そして、2つ目の目的は、

年初のブログ(こちら)でお伝えしたとおり、

厳島神社でご祈祷をしていただいたおかげで、

とても充実して幸せな毎日を過ごさせていただいているため、

宇佐神宮の御祭神でもある

宗像三女神への感謝の気持ちをお伝えすることです。

 

そのため、宇佐神宮にお参りする前に、

御許山に登って、大元神社にも参拝しました。

 

『千と千尋の神隠し』のオープニングよろしく、

山道を車でひたすら爆走した後、

登山口から徒歩30分程度で御神木が見えてきました。

 

参道から見る御神木。すっかり汗だくでしたが、清々しい気分!

 

宗像三女神が降臨したとされる地で、感謝をお伝えすることができました。

 

3つ目の目的は、高校時代のクラスメイトであり、

ここ2年間、メンタル休業中の親友を

祈祷に同伴させることです。

 

長い付き合いの親友とは言え、

僕にできることは、時々、山登りに誘うことぐらいでして。

気の利いた言葉ひとつも掛けてやれませんが、

なにかのきっかけになればいいなと思ったのです。

 

という訳で、御許山を下山後、宇佐神宮に到着して、

社務所が閉まるギリギリ2分前に受付をしていただいて、

無事にご祈祷をしていただくこととなりました。

 

 

ご祈祷を待つ待合室で、落ち着かない僕に

宇佐神宮の神様が声を掛けてくださいました。

 

…ことのは(実際は本名)よ、

 遠いところからよく参ってくれたな。

 お前は、心優しいやつだな。

 

「いえいえ、そんなことありません」と恐縮する僕に

 

…自分の役目にようやく気付いたようだな。

 そこで、お前にひとつ、使命を与えようと思う。

 どうだ?覚悟はできておるか?

 

その問いかけにお答えするか、しないか、というタイミングで、

サっと戸が開いて、巫女さんが祈祷殿へ案内してくださいました。

 

2回目とは言え、付き添いの友人も含めて、

最初の内は、ガチガチに緊張しながらも、

神職の方が神恩感謝の祝詞を奏上してくださる間中、

心の中で「そうそう!」「ホントにそうです!」と

何度も何度も頷いてしまう程、

正に僕の胸の内をそのままに奏上してくださいました。

 

その後、巫女さんによる神楽の奉納もありまして、

日頃お世話になっている神様への感謝の気持ちを

しっかりとお伝えできたのではないかと思います。

 

お参り後、晴れやかな気分で眺めた菱形池の蓮の花。とても綺麗でした!

 

さて、京都に帰宅後、

ご祈祷後にいただいた御神札を神棚にお祀りして、

僕にお与えいただく使命とはなにかをお尋ねしてみました。

 

…一日一日、真っ直ぐに生きて、

 毎日毎日、神に手を合わせなさい。

 そうすれば、お前に与えられた使命がなにか、

 もう少しすれば、自ずとわかってくるだろう。

 

…神がお前を眷属にしてやろうということは決してないぞ。

 神がお前を動かすのではない。

 神がすることは、お前の行く道を照らしてやるのみだ。

 お前が自らの意志で行動するのだぞ。

 そこのところはとても重要だから、決して取り違えるでないぞ。

 

…時には心が折れそうになることもあるだろう。

 それでも自分の役目を果たす覚悟があると言うのだな?

 

「はい。しっかり務めさせていただきます。」

 

感謝の気持ちを力に変えて。