前回のブログで、

自分にとってかけがえのないものについて書きました。

 

お陰さまで、最近は母親の体調も落ち着いていまして、

家族全員、支え合いながら、穏やかに過ごしています。

父親も庭木の剪定に精を出したり、

町内会の会合に出掛けたりと、

少しずつ気持ちに余裕が出てきたようです。

仕事も自分なりにやりがいを感じながら、

人間関係も含めて順調に進められていますし、

楽しい時間を共有できる仲間にも恵まれて、

本当にありがたいことだと思っています。

 

また、最近は、一日一日がとても充実していて、

喜びや幸せを感じる機会も格段に増えたように思います。

正直、どうしてこんなに自分の内側から

躍動の欲求が溢れ出てくるのか全くもって不思議なのですが、

今ある状況に感謝しながらも、

世のため人のためにもっと社会で活躍したい!という貪欲な想いを胸に、

神様の力強さ、誠実さ、高潔さ、そして厳しさに触れるべく、

一人ぶらっと関東三社巡りをしてきました。

 

一社目に参拝したのは、千葉県の香取神宮。

ご祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)で、

鹿島神宮の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)とともに

出雲の国譲りで活躍された勇ましい刀剣の神様です。

 

 

香取神宮へは、大都会の中心部から

のどかな田園風景への移ろいを車窓越しに眺めながら、

東京駅から高速バスで約70分。

 

いやはや。

ここは空気がおいしくて、素晴らしい場所ですね。

由緒正しい神様が鎮座されている雰囲気がありありと感じられます。

神様の広い懐に招き入れていただいているという安心感と

どこか懐かしさを感じる、そんな神社です。

 

ここでは、一家の大黒柱としての誓いを立てて来ました。

 

勢いよく空に向かってズドーンとそそり立つご神木は、まさに力強さの象徴。

 

たとえ神様のお姿が見えなくても、声が聞こえなくても、

どのような神様なのか、

誰にでもちゃんと感じ取ることができるようになってるんだなぁと

なんだかしみじみ感じました。

 

凸の要石。鹿島神宮と対をなして、地中の大鯰を抑え込んでいるのだとか。

 

調子に乗ると、すぐに浮き足立って、

ベースの部分を疎かにしてしまうのが僕の悪いところ。

かけがえのない存在があってこそ、

自分があるのだということを忘れないように、

要石にもしっかりお参りして来ました。

 

森の中にひっそりと佇む奥宮。

 

簡素なお社ながら、背筋がピンと伸びるような厳かさに心を奪われます。

参拝した後は「今日はなんていい日なんだ!」という感情が

身体中から湧き上がってくるような、

なんとも言えない高揚感がありました。

今、写真で見てみても「よし、頑張るぞ!」というパワーが

内側からみなぎってくるような気がします。

 

次の目的地である鹿島神宮へのアクセスの都合上、

滞在時間約1時間という限られた時間での参拝でしたが、

「京都からは遠いけど、絶対にまた参拝に来ます!」

と思わずにはいられない素敵な神社でした。

 

胸を張ってご報告できるよう努力していかないといけないですね。

香取神宮のご神木のように逞しい大黒柱になれるよう頑張ります!

 

さて、次回のブログは、関東三社巡りの二社目。

個人的に、長年、複雑な想いを持ち続けてきた鹿島神宮の再訪です。

 

つづく。