大人になって、毎日仕事や雑事に追われていると、

「もうこんなに季節が進んでいたのか」と

ハっと気付かされることがあります。

今回は、金木犀の香りで初秋の訪れに気付いた前回のブログの

その後のお話です。

 

自分にとって鬼門だと書いた10月。

ブログアップ後すぐに、案の定、風邪をひきそうになりました。

「これはマズい、いつものパターンだ」と

早め早めの風邪薬と十分な睡眠で事なきを得ました。ふ~っ。

 

という訳で、なんとか風邪気味で踏み止まった僕は、

仕事帰りや休日に神棚造りに勤しみました。 

神棚と棚板、その他の神具をネットで調べたり、

神具店に問い合わせたり、

神棚の祀り方の本を読んだり、

ホームセンターでDIY用品を物色したり。

 

そうして、なんとか我が家も神棚を構えることができました!

神様に居心地良く過ごしていただけるよう、精一杯、心を込めました。

あとは神札をいただいて、正式に神様をお迎えするだけです。

神様に気に入ってもらえるといいな。

お迎えするのが楽しみです。

 

 

ところで、そんな我が家にとても不思議なことが起こりました。

なんと、金木犀が2度目の花を付けたんです!しかもまた満開。

今、また、やさしい香りを風が運んできてくれています。

 

同じ金木犀が1年に2回も花を付けるなんて、

僕の記憶では初めてのことですが、

おかげで、心と体が季節の移り変わりにピタっと同調するような感覚、

あ~自分は今この季節を生きてるんだなという実感が湧いてきて、

なんだか10月がとてもいとおしくなりました。

 

10月がこんなにもやさしい香りで包まれることに気づいた神無月でした。