「月の満ち欠け」 佐藤正午著


ミステリーやミステリーっぽいもの

あるいは作者がミステリーとしているにもかかわらず、ミステリーになっていないものなど

とにかく、そういった懐深いミステリーの定義としての成立条件のひとつとして『論理的破綻』をしていないことというのがある

ミステリー・ファンはどこか1ヶ所でも破綻していたら、そこから先は永遠に読まない



読んでも無駄だと分かっているから







自分は怒りに震えると『論理的破綻』する

自分でも何を言っているのか分からなくなり

怒られている方も何を言われているのか分からなくなっているようだ

(勤めてる会社でよく言われるので)

いつも最後は何で怒っているのか自分でも分からなくなっている





ただの『怒る認知症気味じじい』ってことか





まあ、滅多なことでは怒らないけど





どうでもいいけど

佐藤正午さんがこの作品で直木賞をとったのは

はっきり言って

昨年の出版業界最大の『論理的破綻』だと思う




毎年、村上春樹がノーベル文学賞候補となるのと同じくらいに