「私がいない時はいなくてラッキーってダウンロードしてたんやろ?
私大変な時も、あんた疲れているやろ、ってゆっくりしてもらっていた時も
そんなんばっかりしてさ。」
「・・・・・」旦那は無言のまま、下を見ている。
「私と娘ちゃんに対する裏切りや。
そんなんばっかさ。
ほんとに一生許さないから。」
「・・・・すみません。」
「中身のことだけど・・・」
「女子高生とかさ、18歳未満って大丈夫なん?
明らかに体つきとかさ、15,6?って感じの子もいたけどさ。
ある意味、犯罪だよ。捕まるよ。
そんなんもわかってるん?
娘ちゃんがもし、AV女優したいって言われても、
あんたは止めることもできないよね?
娘ちゃんが、こういうサイトに投稿してても
何も言えないよね?」
「言いたいことはわかってる。」
「何がわかってんの・・・」
「女子高生もさ、前にM君(同僚)が女子高生好きってこと、
見下して言っていたけど、
あんたも一緒や。」
「・・・・・」
この旦那、外っ面はいい顔しいなんだよね、
だから、自分はいつもカッコよくしてようとしている。
でも、こういうことでアンタもヘンタイって十分にわかった。
これから、ヘンタイっていじめてやる。
「かといって、エロ見るの、完全反対じゃない。
別にあっても不思議じゃないと思ってる。
実家にいたころは、親父や弟がいたから、そんなんもあったし。
きちんとルールさえ守ってもらえれば、構わないよ。
何にもなしで、欲求が溜まって、
たまたま女の子に言い寄られたら我慢できる?
絶対って言いきれないよね?」
「・・・・・」
「そんなんやったら、ルールを守って見てくれたらいいよ。
独身の時もみてたやろ?」
「はい・・でも見ないって決めました。」
「そうなん。」私は疑いながら答えた。
「信じてって言っても信じてもらえないかもしれないけど、
もう見ない。」
「まあ、言い寄られることもないか、
モテるタイプじゃないもんね。」
「????
そうかな?」
なぜかここでものすごい反応をした。
自分、モテるとでもお思いか?
「高校の時、女の子からしか声かけlてもらったことないよ。」
あら、それでモテると?
昔取ったなんやらですか?
「そうなん、何人くらい付き合ったん?」
「3,4人。」
「3、4人って何よ。ハッキリせいよ。」
「4人です。」
「全部女の子から声をかけてもらったと。」
「高校の時はね。専門学校の時にバイト先の人とが1人。」
「それは自分から?」
「そう。」
「そう、私の知っている人じゃないよね?」
「知らない人だよ。」
「社会人になってからは?」
「いない。」
あなた、それでモテると思っているのかしら?
モテ期はもう終わっていませんかね?
「はぁ・・・・」
「なんで、毎日そういうダウンロードできたんやろね?」
「趣味になってました・・・。
見てわかったやろ?
きれいにフォルダに分けてあったやろ。
楽しくないとそんなのできないよ。」
「女子高生もわかっててとったの?」
「はい、わかってました。」
「犯罪だよ。しかもいっぱい。」
「はい・・・」
「そういや、私にバレた時、どう思ったの?」
「・・・・離婚されてもしょうがないって・・・・」
「そう。家は?」
「出てくよ。」
「実家に帰るん?」
「帰らないよ。」
「じゃあ、家売って、借金が出来てアパート暮らし?
生活費と養育費と、って生活できるん?」
「もう無理だと思ってた。」
「はぁ。」
疲れてきた。
そろそろ終わりにしとこうか・・・
「これからは、どうするの?」
「・・・・・」
「二人を守っていきます。」
「うん。」
守っていくだけか?
「裏切らない。」
「はい、裏切りません・・・。」
「娘ちゃんにとっては親だ。
裏切りは絶対だめ。
私は耐えれればいいけど、
娘ちゃんは絶対に裏切らないで。」
こんな感じで終わりました。
だいたい2時間くらい。
その時思いつくことは話せたと思います。
旦那は、離婚をも少しは頭を過っていたようです。
それぐらい、私を怒らせてしまったと思っていたのか、
悪いことだと思いながらも、趣味と化していたのか・・・・。
ちなみに、データの日付は言われるまで気づかなかったそうです。
エロ画像で頭いっぱいになってるからや。