▼法務局だって間違える
ご訪問いただき、ありがとうございます。
日頃、不動産の登記のお手伝いをしていると、
いわゆる一般の方との接点が増えます。
せっかくなので、なんでも聞いてくださいと
よく言うのですが、おそらくいちばん多い質問が
「権利証って失くしちゃったらどうなるの?」
かなと思います。
ひとまず、再発行は絶対にされないので、
失くしちゃったら開き直るしかありません。
その上で、必要な場面なのに
失くしちゃっているときの手続が
いくつか用意されています。
その中のひとつに、「事前通知」と
呼ばれるものがあります。
これは、いったん権利証がないままで
しれっと登記を申請すると、
法務局が権利証を失くしちゃった方に
本人限定受取郵便で通知を出します。
(会社の場合は、書留など)
その通知に、失くしちゃった方が
委任状に押していた印鑑で押印して返送し、
法務局で印影が合ってると確認できれば
手続を進めましょう、
といった制度です。
登記申請 → 法務局が通知を出す
→ 通知に押印して返送 → 登記実行
というような流れになるんですが、
郵送でのやり取りが含まれるので、
当然通常より日数がかかります。
そんな中、先日事前通知を利用する
登記申請をしたところ、
なんと1日で登記が完了したという通知が
法務局からきました。
「おや?おやおや??」
少しの間、軽くパニックになりましたが、
ひとまず法務局に電話確認。
どうやら、間違えて登記完了の処理を
してしまったようでした。
すぐさま対応してもらえたので、
大騒ぎする事態にはなりませんでしたが、
やっぱりこういうこともあるんですね。
いろんな事態を想定しておき、
いざ不測の事態に出くわしても
あたふたしない
というのは、司法書士だけじゃないとも
思いますが、やっぱり大事ですね。
