昨日、観葉植物を見に行った。

ちょうど自分の部屋にスペースが余っているので

自然と一体になりたいから観葉植物が欲しかった。


お店に入り、奥の方に

フィカス・ベンジャミナという植物の2つがあった

何故だかは分からないが、異様に惹かれる

ひとつは、私よりも身長が高い

もうひとつは、私と同じ身長だ

正直どちらも欲しい

お金も6万円握りしめて行ったため、2つ合わせても2万円弱だったので全然買えたが、部屋に2個置く場所がないので、どちらかひとつにしなきゃならない


「もしこのふたりが兄弟だとして、どちらか片方を買ったら、悲しむかな?」

と友達に聞くと、

「悲しまないから平気だよ」

と言われた。

何を根拠に言っているのか分からなかった。


「もしこのふたりが双子だとして、お前はその片方に恋をしても、ふたりを離れ離れにするのが悲しむと思って、諦めるの?」

と聞かれたため、

「諦めない」

と買う事を決意した。


友達がこの植物が女の子だと仮定してしまったため、女の子として植物を見てしまった。

すると、

1人目は、ボブの女の子だった。

2人目は、ベリーショートだった。

好きな髪型1位はベリーショートで、2位がボブだ。

正直決め手に欠けたので、もう1つその子にするきっかけが欲しかった。


俺は、男だ。少なからず自尊心がある。

もし1人目にすると、俺より高い高身長彼女と付き合うことになる。

ということで、ベリーショートの子にした。


家に持ち帰り、疲れたので寝た

起きたら隣に、でっかい植物があった

名前をつけようと思った。

「植物」と言ったら「緑」

「緑」と言ったら「グリーン」

「グリーン」と言ったら「GReeeeN」

「GReeeeN」と言ったら「キセキ」

「キセキ」と言ったら「奇石」

「奇石」と言ったら「異木」

「異木」と言ったら「日本庭園」

「日本庭園」と言ったら「中村兵左衛門」

という事で、蕪村の修行時の回想記に出てくる、

栃木の常陸国に住む富豪の中村兵左衛門になった。


もうすっかり女の子に見えくなった。